富士山は世界文化遺産World Cultural Heritage Site。25ある構成資産の一つ「富士山本宮浅間大社」について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
先週土曜日のTBS「世界ふしぎ発見!」のテーマは「絶景神社巡り!」でした。
最初に取り上げられていたのが富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)。
本当に絶景です。
見どころも一緒に取り上げます。
今日の写真と地図
↓JR身延線「富士宮駅」徒歩約10分。JR身延線はJR東海道線「富士駅」から出ています。
↓富士宮市の位置
↓静岡県についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①富士山本宮浅間大社とは?
富士山本宮浅間大社は、全国に約1300ある浅間大社の総本宮。
御祭神は木花之佐久夜昆売命(このはなのさくやのひめのみこと)。
木花之佐久夜昆売命(このはなのさくやのひめのみこと)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫の邇邇芸命/瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻。邇邇芸命は天孫降臨神話で有名。三種の神器を与えられ、高千穂に降り、皇室の祖先になったと・・・。
また、木花之佐久夜昆売命(このはなのさくやのひめのみこと)はその神話から、家庭円満、安産、水徳、火難消除などの神。
富士山本宮浅間大社は、富士山の噴火を鎮めるために、この木花之佐久夜昆売命(このはなのさくやのひめのみこと)を祀ったのが起源。
木花之佐久夜昆売命(このはなのさくやのひめのみこと)の別称が浅間大神(あさまのおおかみ)。
<参考>
↓コトバンク。日本神話の神々とは。
②富士山本宮浅間大社の見どころは?
第一鳥居と世界遺産センター
まずは赤い鳥居(第一鳥居)と富士山。
世界遺産センターがあります。富士山本宮浅間大社は世界遺産:富士山の構成資産25の一つ。
↓「三保の松原(三保松原)」も構成資産25のうちの一つ。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓「白糸ノ滝(白糸の滝)」も構成資産25のうちの一つ。
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お宮横丁
お宮横丁。富士宮焼きそばにジェラードにお土産に。
鳥居と富士山
富士山本宮浅間大社の鳥居と富士山。富士山は国の指定する特別名勝。
↓特別名勝についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
流鏑馬の像
5月の流鏑馬(やぶさめ)行事も有名。1193年に源頼朝が流鏑馬を奉納したのが起源!
本殿
本殿へ
湧玉池
富士山の雪解け水が湧きでている湧玉池(わくたまいけ)。綺麗です。昔の人はここで身を清めて富士山に登ったそうです。
<参考>
③世界文化遺産は英語で何と?
世界遺産はworld heritage site。
世界自然遺産はworld natural heritage site。
世界文化遺産はworld cultural heritage site。
世界遺産は、ユネスコ(UNESCO: United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization国際連合教育科学文化機関)が採択した世界遺産条約World Heritage Treatyに基づくもの。
<参考>
↓日本ユネスコ協会連盟HP
④その他の日本の世界遺産
その他の日本の世界遺産はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
今回学んだのは
・ご祭神の木花之佐久夜昆売命(このはなのさくやのひめのみこと)は天照大神の孫の妻。
・昔の人は湧玉池で身を清めて富士山に登った
・ユネスコは国連教育科学文化機関の英語略
やはり富士山が見えるときにお参りするのが最高です。運次第です。
↓米国東海岸出身のジョンさんのチャネル「Only in Japan」。富士宮に住んでいたそうです。
4.全国通訳案内士試験問題:富士山関連
地理2020-14:静岡県(自然:高原)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号14)」で「富士山に関連して、文化庁より『ふるさと文化の森』に指定され茅原が広がる高原が朝霧高原(あさぎりこうげん)であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2020-15:静岡県(滝)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号15)」で「富士山に関連して、世界遺産の構成資産にもなっている白糸の滝について」の理解を問う問題が出ていました。
地理2020-16:山梨県(自然:森林)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号16)」で「富士山の溶岩流上に形成された樹林が青木ヶ原であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2020-17:山梨県(自然:湖/位置)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号17)」で「富士五湖の位置関係について」の理解を問う問題が出ていました。
地理2020-18:山梨県(自然:池)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号18)」で「河口湖と山中湖の間にあり、富士山の伏流水がもたらす湧き水で有名な観光地が忍野八海(おしのはっかい)であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2017-18:山梨県(公園)
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号18)」で「桜と五重塔と富士山を同時に見ることのできる観光スポットで有名な場所が山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2017-21:山梨県(自然:湖)
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号21)」で「富士五湖のうち、面積が2番目の大きさで、大月とを結ぶ富士急行線の終着駅名にもなっている湖が河口湖であること」の理解を問う問題が出ていました。
https://www.fujikyu-railway.jp/
地理2015-16:山梨県(自然:池/位置/世界遺産)、静岡県(自然:海岸/位置/世界遺産、神社/位置/世界遺産、滝/位置/世界遺産)、
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号16)」で「世界遺産『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』の構成資産のうち、山梨県側に所在するのが忍野八海であること」の理解を問う問題が出ていました。この問題の選択肢に富士山本宮浅間大社がありました。
地理2015-17:山梨県(自然:湖/位置)
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号17)」で「富士五湖の位置関係について」の理解を問う問題が出ていました。
地理2015-18:山梨県(自然:湖)
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号18)」で「富士五湖のうち、現在の千円紙幣に描かれている湖が本栖湖であること」の理解を問う問題が出ていました。
↓富士山本宮浅間大社(2015年)
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