水元公園に行く途中、大岡越前(大岡忠助)が縛ったという「しばられ地蔵」で有名な南蔵院を訪れました。写真でも分かるように本当に縛られまくっています!境内には子連れ?の出世牛もいました。またがると出世するそうです。
1.きっかけ・情報源
「水元公園」(葛飾区)に紅葉を見に行く途中で立ち寄れるお寺を探しました。
↓「お寺」を探すときに使っている本
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ありました!水元公園のすぐ近く。「南蔵院(なんぞういん)」です。
今日の写真と地図
JR常磐線(地下鉄千代田線直通)「金町」駅から徒歩約15分。
↓またがると出世するという「出世牛」(写真)もいました。
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2.学んだこと
①南蔵院
天台宗のお寺。天台宗Tendai sect Buddhismは最澄が開祖です。総本山の比叡山延暦寺は世界遺産。
②大岡越前(大岡越前守忠助・大岡忠助)との関係
境内で寝ていた呉服問屋の使用人が織物を盗まれたところ、「見逃すとは何事!?」と大岡忠助が地蔵にお縄。
しばられた地蔵を見に集まった野次馬rubbernecker(ゴムのように首を長くして見るイメージ!?)を調べたのがきっかけで多くの本当の盗人が捕まり、地蔵のお陰となった!と。
これが「しばられ地蔵」の由来のようです。→盗難除けとか厄除けとかのご利益があるそうです。
↓「南蔵院」の公式HPに絵本があります!
③徳川吉宗との関係
大岡忠助は、享保の改革を行った第8代将軍徳川吉宗が登用した奉行(南町奉行)。
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3.コメント
縛られすぎていてなんだか分かりません(笑)。隣に縛るためのお縄がかかっています。大晦日には縄を解いたお地蔵さんを見ることができるそうです!
↑ 「しばられ地蔵」の写真。真ん中で顔の一部だけ残して上から下まで縛られまくっているのがお地蔵さん。
4.全国通訳案内士試験問題:大岡越前関係
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号12)」で、大岡忠助と徳川吉宗の言及をして、「享保の改革」を問う問題が出ていました。
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