日本を英語と一緒に学ぶブログ

日本の地理・歴史・一般常識を様々な角度から紹介。それらの説明に必要な英語も一緒に学んでいきます。全体コンテンツは各ページ下のブログ内リンク(トップ:コンテンツ一覧へ)から確認できます。

【大学入試】は英語で何と?保育園から大学までの教育システムも復習

大学入試university entrance examinationの季節到来です。今回は教育システムに関して「保育園と幼稚園の違い」「義務教育」「大学入試」を取り上げます。

 

1.きっかけ・情報源

 

今日と明日は「大学入学共通テスト」。この機会に改めて日本の教育について学んでいきます。オンライン英会話(レアジョブ英会話)でも、たまに教育システムの話になることがあります。コロナで小学校がオンライン授業になり、対応に苦慮している先生やお母さん講師も多いので。教育に関連する英語も一緒に取り上げます。

 

今日の写真と場所

 

↓大学入学共通テストの会場にもなっている早稲田大学(東京都新宿区)。正面の銅像は、昨日、取り上げた榎本武揚と同時期に大臣をしていたことがある「大隈重信」です。NHK大河ドラマ『せごどん』でもちょっと登場していました。後ろの建物は「大隈記念講堂」。

f:id:magoiku:20210116105038j:plain

↓「-」ボタン4つくらいで皇居(東京駅の左側)が現れます。校歌「都の西北、早稲田の森に」と歌われている皇居と大学との位置関係が分かるでしょうか!?

www.waseda.jp

 

東京の名所についてはこちらから。

insearchofjapan.hatenablog.com

 

2.学んだこと

 

①保育園と幼稚園の違い

 

保育園nursery school厚生労働省幼稚園kindergartenは小学校・中学校・高校・大学と同様に文部科学省の管轄です。

 

ロングマン英英辞典によると、

nursery schoolは、a shool for children who are between three and five years old。kindergartenは、アメリカ英語でa school or class for children aged five、イギリス英語でa school for children aged two to five

 

6歳より下の子が通う場所というところは共通ですね。

 

保育園(保育所)は、児童福祉法 | e-Gov法令検索第39条に定められているように、「保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設」です。

 

同法第4条の定義で、乳児とは1歳未満、幼児とは1歳以上5歳(小学校に入る前まで)となっています。

 

一方、幼稚園は、学校教育法 | e-Gov法令検索の第22条に定められているように、「義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。」ものです。

 

同法第26条で、幼稚園に通えるのは満3歳から5歳(小学校に入る前まで)です。

 

②義務教育

 

これも学校教育法 | e-Gov法令検索に定められています。

 

小学校elementary schoolと中学校junior high schoolの9年間の教育を子に受けさせることは保護者(親など)の義務です。

 

高校と大学は、義務教育compulsory educationではありません。

 

義務教育の目標が、学校教育法第21条に定められていて、その一つ(3号)としてこんな記載もありました(こんなのは初めて読みました!?)。

 

我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」

 

③大学入試の変遷

 

共通一次試験(1979~1989)→大学入試センター試験(1990~2020)→大学入学共通テスト(2021~)

 

マークシート形式→選択問題multiple choice questionは、共通一次から本格導入されたようです。それまでは記述式だけだったみたいです!?

 

3.コメントと参考英語動画

 

大学入学共通テストの英語テストに民間テスト(スピーキングテスト)を活用すべきか否かという話題が、一時期すごく盛り上がっていました。結局見送りに。スピーキングテストが含まれれば、先生も含めて多くの人がスピーキングの練習をする、その波及でさらに多くの人がスピーキングに取り組むのは間違いないと思います(結果、全体的にスピーキング力が上がる)。

 

↓日本の教育システムを説明している動画(スライドだけで音声はありません)。1:47あたりから、6-3-3-4システムの説明。lower secondary schoolが中学校、upper secondary schoolが高校の説明で用いられています。2:37~幼稚園・保育園、3:00~小学校(給食school lunchなど)、4:07~中学校(部活動extra-curricular activitiesなど)、4:45~高校。

www.youtube.com

 

↓日本の学校で英語を教えているSonnieさんの動画。0:38~1:00学校の始まりは、豪州1月、米国9月、日本4月。Sonnieさん以外に日本で英語を教えている外国人の方の、同じような動画がいくつかありました。皆さん同じようなところに言及されているので興味深いです。別の日に紹介します。 

www.youtube.com

 

ランキング参加してます↓

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ
にほんブログ村


勉強法ランキング

 

4.ブログ内リンク(トップページ含む) 

 

当ブログで取り上げた英語一覧へ

政治・経済・社会:コンテンツ一覧へ 

トップ:コンテンツ一覧へ