通常国会が始まり、菅首相の施政方針演説がありました。今回は、「通常国会」「施政方針演説と所信表明演説の違い」について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今週月曜日の日経夕刊1面見出しは「・・首相、施政方針演説へ・・」でした。年末に「所信表明演説」を取り上げましたが、首相の演説には変わらないし、なぜ、言葉が違うのだろうと??調べてみました。
今日の写真と地図
↓国会議事堂の最寄駅は、東京メトロ「国会議事堂前」駅。丸ノ内線(レッド)と千代田線(グリーン)です。この駅は、「溜池山王」駅、南北線(エメラルド)・銀座線(オレンジ)と繋がっているのが分かるでしょうか?そう、4つの駅のホームが繋がっているのです。が、丸ノ内線「国会議事堂」駅から銀座線「溜池山王」駅はすごくすごく遠いです。
↓「国会議事堂」と「国会議事堂前駅」と「官邸」と「溜池山王駅」の位置関係。
2.学んだこと
①施政方針演説とは?
日経の記事の中にありました。
『施政方針演説Prime Minister's policy speech / policy speechは毎年1月に召集する通常国会で実施し、1年間の内閣の基本方針や主な政策を示す。』
②通常国会とは?
国会には、通常国会、臨時国会、特別国会の3つがあるようです。
通常国会regular Diet sessionは、毎年1回1月中に開催され、国の予算や予算を実行するための法律を審議すると。会期は150日間!らしいです。土日祝日はないですから、6月まで続くみたいです。
臨時国会extraordinary Diet sessionは、衆議院か参議院の議員の4分の1以上の要求があったとき。
特別国会special Diet sessionは、衆議院の解散の後に行われるらしいです。大きなイベントは総理大臣の指名ですね。
↓首相官邸HP「種類と会期」
③所信表明演説とは?
通常国会で行う首相の演説が「施政方針演説」で、臨時国会や特別国会で行う首相の演説が「所信表明演説Prime Minister's policy speech / policy speech」らしいです。政策を示す演説であることには変わらないので英語はどちらも同じですね!
↓「所信表明演説」
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
施政方針演説と所信表明演説。これまで「用語が違うこと」や「違いの意味」を考えたことすらありませんでした。通常国会、臨時国会、特別国会という3つの国会の違いと合わせ、勉強になりました!
↓「施政方針演説」に関わる英語ニュース。0:28~あたりで通常国会regular Diet sessionが登場します。1:22~回復するrestore、国民の信頼をpublic confidence。
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