インドカレーとセットでいつも注文しているナン。ナンとは何か?インドでどのように食べられるのか?作り方は?ネパールとの関係?を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
先週取り上げた「マッサマンカレー」に続いて、インドカレーをと思いましたが、その前にインドカレーに欠かせない、でも、分かっていないことが多そうな「ナン」を取り上げることにしました。
今日の写真と地図
↓カレーセットについている「ナン」(白いふわふわしたパンでお気に入りです。おかわりできるお店が多いです)。
↓「インドIndia(インド - Wikipedia)」。首都は北にある「ニューデリーNew Delhi」。
2.学んだこと
①ナンとは?インドでも食べられている?
インド料理店のメニューで必ず目にする「ナン」(ナン - Wikipedia)。インド料理=ナンというイメージでしたが、実際に毎日インドの食卓に並んでいるわけではないようです。特に、南インドではライスが主。ナンは主に北インドで。それも外食が中心なよう。
↓実際には毎日食べているわけではないそうです(0:15~1:15)。
↓1:00~特に南インドはライス中心。北インドでは食べるそうですが外食(高級食)。
↓やはり「ナン」は北インドで主に食べられているようです。
②材料と作り方は?
↓インド料理のチャネル「Manjula's Kitchen」登録者数58万人。英語字幕あります。タンドールtandoorではなく、タワtawaという薄いフライパンを使ったナンの作り方。小麦粉all-purpose flour/plain flour、ここではベーキングパウダーbaking powderではなく重曹baking sodaなど。 ぬるま湯lukewarm water。1:48あたりでcilantro/corianderパクチーも登場。生地dough、混ぜるmixなど。
↓TAWAタワというのは、こういうフライパンのことを言うようです。上にあるのが「チャパティ(チャパティ - Wikipedia)」。これもインドカレーセットでついてますね。カリカリの食感。タンドリーを使うナンよりも、チャパティの方が家庭ではよく食べられるみたいです。
ノンスティックチャパティタワ/ロティタワ/パラタタタワ アルミニウム2.6mm 無料の木製スパチュラ&スクラバー付き (275mm) バレンタインデーギフト
↓ タンドール。「タンドリー・チキン(タンドリーチキン - Wikipedia)」はこれで調理されていたのですね!
③インド料理店を経営しているのはネパールの人が多い!?
たしかにインドカレーを食べたレストランは、インド・ネパールと、ネパールの文字が入っていることが断然多かったと思います!
↓ネパールの方が経営するインド料理店が多い理由。ナンが日本で普及してきた理由。
↓「ネパール(ネパール連邦民主共和国)ネパール - Wikipedia」の位置。首都はカトマンズ。インドと同様に、ヒンドゥー教徒の方が多いようです。
↓このようなHPも見つけました。ヒンドゥー教の食習慣についても記載されています。
3.コメント
ナンの話から、北インドと南インド、タワ、タンドール、タンドリー・チキン、チャパティ、ネパール、と色々と学ぶことができました。色々な国の訛りのある英語を聞くのもよいリスニングの勉強になります(今回はインド訛り)。
↓東京では西葛西が「リトル・インディア」と呼ばれています。2000年頃から都心に通うIT技術者の方などが集まるようになったようです。
↓東京メトロ東西線「西葛西」駅周辺はインド関連のお店など。たしかに多いですね。
4.全国通訳案内士試験問題:ヒンドゥー教関連1問
通訳案内の実務2020-21:第3編(宗教と食事)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「通訳案内の実務(問題番号21)」で、「ヒンドゥー教」の食習慣に関する理解を問う問題が出ていました。
ランキング参加してます↓