桜の名所でもある上野恩賜公園。歴史とも関係がある恩賜の英語表現や見どころを学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今日の「世界ふしぎ発見!」は見てよかったです。自分にとっては驚きの事実ばかりでした!!忘れないうちに復習します。
↓今日の放送は「上野公園は歴史のテーマパーク」でした。www.tbs.co.jp
今回は、上野恩賜公園について学んでいきます。恩賜の英語表現や、上野公園にある?京都、奈良の名所などの見どころも取り上げます。
今日の写真と地図
↓西郷隆盛像(上野公園)の場所
↓西郷隆盛像はこちらからも。
insearchofjapan.hatenablog.com
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↓JR山手線「上野駅」西口です。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①上野恩賜公園(上野公園)とは?恩賜は英語で何と?
上野恩賜公園は1876年(明治9年)に登録された日本で初の公園。
この時に一緒に公園となったのは芝(増上寺境内)、浅草(浅草寺境内)、深川(永代寺境内)、飛鳥山。
その後官有地となり、当時の宮内省が所有。
つまり、天皇家から与えられたと。
なので恩賜という名前がついています。
天皇家から与えられた贈り物ですから、恩賜はimperial gift。
上野恩賜公園をそのまま訳すとUeno Imperial Gift Parkとなります。
②寛永寺(今の上野公園)には京都周辺の名所が移植!?
以前取り上げた「寛永寺」の記事で、東の比叡山ということで、東叡山寛永寺と名付けられているということを学びました。
でも、寛永寺の創建者が、明智光秀説のあるあの天海大僧正(てんかいだいそうじょう)であることは気づきませんでした。
天海大僧正は、寛永寺の設計に京都周辺の名所を取り入れていた、そうです。
↓寛永寺の記事
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓寛永寺の公式HP。
『「寛永寺」というお寺の名称は、「寛永」年間に創建されたことから・・・これは「延暦」年間に創建された天台宗総本山の「延暦寺」というお寺を見立てたもの・・・また「清水観音堂」は京都の「清水寺」に、「不忍池辯天堂」は琵琶湖・竹生島の「宝厳寺」に見立てられる・・・なんと天海大僧正は上野の山を桜で有名な奈良の吉野山にも見立て、桜の植樹を行ったのです。』。この内容が今日の「世界ふしぎ発見!」でも説明されていました。
②清水観音堂は清水寺(京都)
「しみずかんのんどう」と思っていました・・・。
式HPの英語版でKiyomizu Kannon-do Templeとあるので、「きよみずかんのんどう」なのですね。
↓清水観音堂(上野公園)
↓清水観音堂(上野公園)の場所
<参考>
↓清水観音堂公式HP。『清水観音堂は京都の清水寺(きよみずでら)を見立てたお堂です。』と書いてあります!
↓寛永寺公式HP。こちらにも、『清水観音堂は、京都東山の清水寺を模した舞台造りのお堂』と書いてあります!
③不忍池は琵琶湖(滋賀)・桜は吉野(奈良)
不忍池は琵琶湖、不忍池の中の辯天堂(べんてんどう)は、琵琶湖の竹生島(ちくぶじま)という島にある宝厳寺がモデルとのことです。これも、今日の「世界ふしぎ発見!」で説明されていました。
↓不忍池と桜(上野公園)
↓不忍池周辺の桜についてはこちらからも。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓東京の桜の名所についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓不忍池(しのばずのいけ)辯天堂(べんてんどう)。
↓不忍池辯天堂(上野公園)の場所
<参考>
↓不忍池(しのばずのいけ)辯天堂(べんてんどう)公式HP。
『天然の池であった不忍池を琵琶湖に見立て、また元々あった聖天(しょうてん)が祀られた小さな島を竹生島に見立て、・・・竹生島の「宝厳寺(ほうごんじ)」に見立てたお堂を建立・・・』と書いてました!もともとは本当に島だったそうですが、参拝客が増えたので橋をかけたそうです。
④上野恩賜公園のその他見どころ
・グラント将軍植樹碑
insearchofjapan.hatenablog.com
・上野東照宮
insearchofjapan.hatenablog.com
・上野精養軒
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
「麒麟がくる」で、京都・朝廷・比叡山・琵琶湖に接点の深い明智光秀を見ていたので、今日の「世界ふしぎ発見!」で、ますます天海大僧正=明智光秀説を信じたくなりました。
↓明智光秀と天海(大)僧正の関係
insearchofjapan.hatenablog.com
↓Tokyo Cheapoのチャネル。上野公園散策ガイド。
4.全国通訳案内士試験問題:上野公園関連
地理2018-06、地理2018-07
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「地理(問題番号6,7)」で、「内藤家がどこの藩主であったか、その内藤家の屋敷があった土地が公園となったのが新宿御苑であること」の理解が必要な問題が出ていました。この問題の選択肢に上野恩賜公園がありました。
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