1860年の「桜田門外の変」。その英語表現と暗殺された大老井伊直弼ゆかりの地を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
幕末・維新・明治初期をしっかりと学ぼうと毎回見ているNHK大河ドラマ『青天を衝け』。
4回目の日米和親条約、8回目の日米修好通商条約を取り上げてきました。
今回は、先日第9回目の題名にもなっていた「桜田門外の変」を取り上げます。桜田門外の変の英語表現や、暗殺された井伊直弼ゆかりの地についても学んでいきます。
今日の写真と地図
↓皇居外周の歩道からの「桜田門」。ちょうど正面です。その後ろは東京丸の内のビル群。このちょうど、道路を挟んだ後方には、彦根藩井伊家の上屋敷があったと。そこから江戸城に向かい桜田門の外で襲撃にあったらしいです。距離たった約500mの間。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①「桜田門外の変」とは?
1860年、江戸幕府の大老井伊直弼が、水戸浪士らに暗殺された事件。
事件が起こったのが江戸城桜田門の外だったことから、「桜田門外の変」と名が付きました。
実際には現在の警視庁の前あたりだったようです。
警視庁Metropolitan Police Departmentの隠語は桜田門なのだとか。
桜田門は外側の高麗門と内側の櫓門(やぐらもん)が一体。
↓警視庁(東京都千代田区霞が関)。+ボタン2つくらいで桜田門も現れます。
↓桜田門:正面が高麗門。 右側に見えるのが櫓門。
↓桜田門:櫓門
<参考>
②「桜田門外の変」は英語で何と?
変は事件ですから、英語でincident。
桜田門での事件ということで、「桜田門外の変」は英語でSakuradamon Incidentとよく訳されています。
<参考>
③井伊直弼ゆかりの地
・豪徳寺(東京都世田谷区)
井伊直弼のお墓もこちらにあります。
招き猫lucky cat/lucky beckoning cat発祥の地として有名。
紅葉(モミジ)も綺麗です。
↓豪徳寺の入口
↓豪徳寺の三重塔。
↓豪徳寺のモミジ
↓モミジの名所はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓豪徳寺のHP。
・掃部山公園(神奈川県横浜市)
横浜市の掃部山公園(かもんやまこうえん)には井伊直弼象があります。
開国して横浜の発展をもたらした人物、ということでしょうか。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓神奈川県立歴史博物館。井伊直弼と横浜。
・彦根城(滋賀県彦根市)
国宝5城(松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城)の一つです。
<参考>
↓彦根城のHP。
↓彦根城博物館のHP。
3.コメントと参考英語動画
桜田門外の変で銃が用いられていたとは知りませんでした。
↓NHK歴史秘話ヒストリアのHP。『銃声とともに桜は散った~「桜田門外の変」の謎~』
↓映画「桜田門外の変」公式予告。こちらはSakurada Gate Incidentです。
4.全国通訳案内士試験問題:井伊直弼関連
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号14)」で、「井伊直弼と桜田門外の変」についての理解を問う問題が出ていました。
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号24)」で、「井伊家と彦根城の関係」についての理解を問う問題が出ていました。
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号25)」で、「井伊直弼と桜田門外の変」についての理解を問う問題が出ていました。
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