聖火リレー17番目は鹿児島県。鹿児島県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日から聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
宮崎県に続く17番目は、鹿児島県です。
行きたい名所を3つ、仙巌園、指宿温泉、奄美大島を取り上げます(次の県は沖縄県です)。
今日の写真と地図:西郷隆盛像
↓「西郷隆盛像」(東京都台東区「上野公園」)。鹿児島と言えば、真っ先に浮かぶ偉人です。
↓JR「上野」駅が最寄駅です。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」(東京都千代田区有楽町)
↓最寄駅は地下鉄「日比谷」駅、JR「有楽町」駅。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
鹿児島県の位置と基本情報
↓鹿児島県の位置。県庁所在地は鹿児島市。種子島、屋久島、奄美大島なども鹿児島県です。また、西側の半島は薩摩半島。東側の半島は大隅半島(おおすみはんとう)。両半島に挟まれて桜島があるのが、鹿児島湾。錦江湾(きんこうわん)と呼ばれています。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①仙巌園(鹿児島市)
世界遺産『明治日本の産業革命遺産』の構成資産の一つ仙巌園(せんがんえん)。薩摩藩島津家別邸で、名勝scenic siteでもあります。桜島を望む雄大な景色は絶景(きっと)。
大河ドラマ『せごどん』を見て以来、鹿児島県の中ではやはりここに一番に行って見たいです。『青天を衝け』でも、島津斉彬公、島津久光公が登場しましたが、印象が強いのは、『せごどん』で渡辺謙さんが演じた島津斉彬公、青木崇高(むねたか)さんが演じた島津久光公です。
隣接地には、斉彬公が作った工場群:集成館事業の機械工場「旧集成館」も世界遺産の構成資産です。尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)という博物館になっています。
<参考>
↓仙厳園のHP。
↓鹿児島県観光連盟のHP。仙巌園。
↓尚古集成館
②指宿温泉(指宿市)
通訳ガイドの試験勉強で指宿温泉(いぶすきおんせん)を知ってから、常に行って見たい温泉地として頭にあります。
温かい砂に埋もれる砂むし温泉sand bathは一度は経験してみたいです。
<参考>
↓指宿温泉の位置。薩摩半島の先です。
③奄美大島(奄美市・大島郡)
でも西郷隆盛が島流しになっていたことや、出川哲朗さんの『充電させてもらえませんか?』を見て、行って見たくなりました。
ちなみに西郷隆盛の2回目の島流しは、奄美大島よりさらに南の徳之島、沖永良部島でした。
<参考>
↓あまみ大島観光物産連盟のHP。
④その他追加情報
・1862年の文久の改革の主導者は島津久光
insearchofjapan.hatenablog.com
・岩倉使節団(1871年12月~1873年9月)に大久保利通は中心メンバーとして参加
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
今回挙げた先以外にも、桜島、霧島神宮、屋久島など、色々と行って見たい先がたくさんあります。
通訳ガイド試験問題に出ていた、薩摩半島の先の長崎鼻(ながさきばな)や大隅半島の先の佐多岬Sata capeも気になりました。
↓パオロPaoloさんのチャネル「Paolo from TOKYO」。奄美大島でしたい7つのこと。
↓パオロPaoloさんの他の動画はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
4.全国通訳案内士試験対策
・筆記試験過去問:鹿児島県関連12問
地理2022-24:鹿児島県(自然:山)、石川県(自然:山)
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号24)」で、「鹿児島県の桜島と同じ活火山が白山であること」の理解が必要な問題がでていました。他の選択肢は高尾山、伊吹山、石鎚山。
地理2022-25:鹿児島県(庭園・公園)
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号25)」で、「薩摩藩主の別邸で桜島を借景としているのが仙巌園(せんがんえん)であること」の理解が必要な問題がでていました。他の選択肢は栗林公園、後楽園、松濤園。
地理2022-26:鹿児島県(歴史:歴史的建造物)
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号26)」で、「仙巌園(せんがんえん)に隣接している敷地にあるのが世界遺産の集成館機械工場であること」の理解が必要な問題がでていました。他の選択肢は小菅修船場、万田坑、三重津海軍所。
地理2022-27:鹿児島県(歴史:街並み)
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号27)」で、「鹿児島県の武家屋敷が建ち並び重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのが知覧であること」の理解が必要な問題がでていました。
一般常識2022-20:観光白書(鹿児島県・沖縄県:世界自然遺産『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』)
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号20)」で、「2021年にユネスコ世界自然遺産に登録されたのが『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』であること」の理解が必要な問題が出ていました。
地理2020-24:自然(山、島)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号24)」で、「石鎚山(いしづちさん)、剣山(つるぎさん)に次ぐ西日本3位の高さの山である宮之浦岳(みやのうらだけ)が世界遺産の屋久島にあること」の理解を問う問題がでていました。
地理2018-33:庭園
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号33)」で、「旧集成館に隣接した大名庭園で島津家の別邸が仙巌園(せんがんえん)であること」の理解を問う問題がでていました。
地理2018-34:温泉
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号34)」で、「薩摩半島に位置し、砂むし温泉で有名な温泉が指宿温泉であること」の理解を問う問題がでていました。
地理2018-35:自然(島)
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号35)」で、「縄文杉で有名な島が屋久島であること」の理解を問う問題がでていました。
地理2017-32:山口県(歴史)、静岡県(歴史)、熊本県(歴史)、長崎県(歴史)、鹿児島県(歴史)
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号32)」で、「明治日本の産業革命遺産の構成資産に関して、山口県の萩城下町や松下村塾、静岡県伊豆の国市の韮山反射炉、岩手県釜石市の橋野鉄鉱山、長崎県長崎市の端島炭鉱や旧グラバー住宅、熊本県宇城市の三角西港、鹿児島県鹿児島市の旧集成館、といった所在地と構成資産」の理解が必要な問題がでていました。
地理2016-38:自然(岬)
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号38)」で、「鹿児島中央駅、仙巌園、長崎鼻(ながさきばな)、桜島、佐多岬、霧島神宮、池田湖、などの観光地の位置」の理解を問う問題がでていました。
歴史2015-17:明治、東京、鹿児島、人物
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号17)」で、「1877年に開催された第1回内国勧業博覧会を積極的に主導した内務省の内務卿が薩摩出身の大久保利通であったこと」の理解を問う問題が出ていました。
・口述試験で使える英文例
・鹿児島県の桜島は日本で最も有名な活火山の一つです。
Sakurajima in Kagoshima Prefecture is one of the most famous active volcanos in Japan.
・西郷隆盛は日本の歴史的な人物で、鹿児島県出身です。
Saigo Takamori is a historical figure in Japan and from Kagoshima Prefecture.
・東京の上野公園にある西郷隆盛の像は非常に有名です。
The statue of Saigo Takamori in Ueno Park in Tokyo is very famous.
↓47都道府県を紹介する英文例についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓口述試験対策はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
ランキング参加してます↓
5.ブログ内リンク(トップページ含む)