聖火リレー22番目は福岡県。福岡県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日から聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
佐賀県に続く22番目は、九州地方最後の県になります福岡県です。
福岡県で行きたい名所の3つ、太宰府天満宮、屋台、大濠公園について学んでいきます(次の県は山口県です)。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓「ザ・博多有楽町店」(東京都千代田区。東京交通会館地下1階)。福岡県のアンテナショップ。福岡県がやっているわけではないようです!?
↓最寄駅はJR・地下鉄「有楽町駅」駅。東京交通会館地下1Fです。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
福岡県の位置と基本情報
↓福岡県の位置。県庁所在地は福岡市。福岡市と北九州市の2つが政令指定都市です。特に福岡市は政令指定都市の中で人口伸び率No.1。神戸市、京都市を抜いて現在、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市に次ぐ5位です。旧地名は筑前・築後・豊前(一部)。代表的な藩は福岡藩(筑前藩)。博多と福岡:新幹線の駅名にもなっている「博多」の方が歴史は古い。関ケ原の戦で黒田長政が中津から移り「福岡」と名付けた(元々黒田氏出身の備前福岡(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)の地名を用いたという話)。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①太宰府天満宮(太宰府市)
ご祭神は菅原道真公(天神様)で、まさに左遷された地が太宰府。
天満宮と言えばの梅も願い牛もあります。亀戸天神社で見た鷽(うそ)もいます。
東京で天満宮のことを学んだ今行けば、もっといろいろなことが学べそうです。
↓菅原道真についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓鷽(うそ)についてはこちら。
insearchofjapan.hatenablog.com
②福岡城跡(福岡市)
長政公の父はさらに有名な黒田官兵衛(如水)。
2014年大河ドラマの軍師官兵衛での岡田准一さん、松坂桃李さんが、それぞれ、黒田官兵衛、黒田長政のイメージです。
福岡城跡は、舞鶴公園の中にあります。福岡城の別名は舞鶴城です。また、福岡城の外濠が現在の大濠公園。
↓福岡市のHP。福岡城跡。
↓舞鶴公園のHP。歴史。
↓大濠公園のHP。公園の概要。
③屋台(福岡市)
福岡と言えば、博多ラーメン(豚骨ラーメン)pork bone broth ramen、もつ鍋、明太子spicy cod roe、水炊き。それぞれ有名店もありますが、屋台food stall でも楽しめます。天神や中洲に集中していて、特に中洲の屋台の夜景そのものが有名観光地です。
↓主な屋台の位置。
④その他追加情報
・もつ鍋は福岡県の郷土料理。
insearchofjapan.hatenablog.com
・いちごの生産量第二位。「あまおう(博多あまおう)」。
insearchofjapan.hatenablog.com
・スピッツの草野マサムネさんは福岡県の出身。
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
金印で有名な志賀島(しかのしま)、世界遺産の宗像神社(むなかたじんじゃ)、博多祇園山笠の櫛田神社(くしだじんじゃ)、水郷で有名な柳川市、などなど、たくさんの観光地があります。
でも、まずはグルメでしょうか。博多ラーメン、もつ鍋、水炊きだけでも2日間は必要です!
↓博多一双さんでの博多ラーメン。濃厚で美味しかったです。数十メートル先からの香ばしい!?匂いが堪りません。
↓Chris Raneyさんのチャネル「Yellow Productions」。日本の動画も満載です。福岡に来る前に知っておくべき6つのこと(英語字幕あり)。
4.全国通訳案内士試験問題:福岡県関連18問
・地理の過去問概要
地理2020-41:福岡県(歴史:街並み/所在)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号41)」で、「水郷で有名な柳川市」の理解が必要な問題がでていました。
地理2020-42:福岡県(工芸品)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号42)」で、「家具で有名な大川市」の理解が必要な問題がでていました。
地理2018-29:福岡県(歴史、施設:博物館)
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号29)」で、「志賀島で発見された金印が所蔵されているのが福岡市博物館であること」の理解が必要な問題がでていました。
地理2018-30:福岡県(神社)
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号30)」で、「菅原道真公を祀る太宰府天満宮」の理解が必要な問題がでていました。
地理2018-31:福岡県(食:名産)
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号31)」で、「福岡県のイチゴの登録商標が『あまおう』であること」の理解が必要な問題がでていました。
地理2018-32:福岡県(祭り)
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号32)」で、「毎年5月3日と4日の二日間にかけて行われる『博多どんたく』について」の理解が必要な問題がでていました。
地理2016-34:福岡県(地名、歴史:水郷)
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号34)」で、「江戸時代に立花氏の城下町として発展し、水郷で有名な柳川市について」の理解が必要な問題がでていました。
地理2015-31:福岡県(自然:平野)
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号31)」で、「福岡市のある平野が福岡平野であること」の理解が必要な問題がでていました。
・歴史の過去問概要
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号1)」で、「律令制において西海道全域を管轄し遠の朝廷とも呼ばれた地方官庁が大宰府であること」の理解が必要な問題がでていました。
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号29)」で、「鎮西探題(鎌倉時代)、九州探題と今川了俊(室町時代)、日明貿易と博多(室町時代)の歴史順」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2020-30:飛鳥時代、福岡、城
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号30)」で、「663年の白村江の戦いで敗れた後に唐・新羅からの侵攻に備えて作られた水城」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2018-31:鎌倉時代、福岡
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号31)」で、「『文永の役』と『弘安の役』という二つの元寇について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2017-30:平安時代、福岡、神社、人物
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号30)」で、「太宰府天満宮の祭神である菅原道真について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2016-28:弥生時代、福岡
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号28)」で、「漢委奴国王と記された金印が発見された場所が志賀島であること」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2016-29:弥生時代、福岡
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号28)」で、「漢委奴国王と記された金印が保管されているのが福岡市博物館であること」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2016-31:鎌倉時代、福岡、人物
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号31)」で、「元寇のときの元の皇帝がフビライ・ハンであったこと」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2016-32:鎌倉時代、福岡、人物
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号32)」で、「元寇のときの遺構が防塁であること」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2015-20:明治時代、福岡
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号20)」で、「官営八幡製鉄所について」の理解が必要な問題がでていました。
・地理対策と過去問テーマ一覧
insearchofjapan.hatenablog.com
・歴史対策と過去問テーマ一覧
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・過去問題(JNTO HP)
・口述試験対策
insearchofjapan.hatenablog.com
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