全国通訳案内士の一般常識の過去問(2015~)から日本のスポーツについて学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
全国通訳案内士試験「一般常識」の過去問題についてテーマ毎にまとめていきます。
今回取り上げるのは、スポーツに関連した問題です。ほぼ毎年登場しています。
オリンピック・ワールドカップ関連、相撲関連、その他の3つに分けて整理してみました。
↓全国通訳案内士試験「地理」の試験対策はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓全国通訳案内士試験「歴史」の試験対策はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
今日の写真
↓2019年ラグビーワールドカップの際のくまモン(東京都千代田区)。
2.学んだこと
①オリンピック・ワールドカップに関連する問題
一般常識2021-3
2021(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号3)」で、「ラグビーワールドカップを観戦した訪日外国人旅行者の旅行支出が38.5万円/人であり、観戦していない訪日外国人旅行者の旅行支出15.9万円/人の約2.4倍であったこと(が令和2年版観光白書に記載されていること)」の理解が必要な問題が出ていました。
https://www.mlit.go.jp/statistics/content/001348580.pdf(P38)
一般常識2020-1
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号1)」で、「1964年東京オリンピック・パラリンピックの選手村が渋谷区の代々木公園にあったこと、2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村は中央区晴海にあること」の理解が必要な問題が出ていました。
www.2020games.metro.tokyo.lg.jp
一般常識2019-15
2019(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号15)」で、「ラグビーワールドカップの開催都市が東大阪市・釜石市など12都市であったことについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2019-16
2019(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号16)」で、「近代オリンピックを発案したクーベルダン男爵によりオリンピズムの理想とは、相互理解と平和でよりよい世界の実現であることについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2018-12
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号12)」で、「2018年の韓国平昌の次回、2020年の冬季オリンピックが開催されるのが中国の北京であることについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2018-13
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号13)」で、「FIFAワールドカップに関して、2022年の開催国host countryがカタールであることなどについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2017-31
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号31)」で、「東京オリンピックで、野球/ソフトボール、空手、スポーツクライミング、サーフィン、スケートボードの5種目が追加されることについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2015-24
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号24)」で、「1964年の東京オリンピックで正式競技となったのが柔道であったことについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2015-25
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号25)」で、「1928年のアムステルダムオリンピックで、日本史上初めて金メダルを獲得した選手が陸上三段跳びtriple jumpの織田幹雄であったことについて」の理解が必要な問題が出ていました。
②日本のスポーツ(相撲)に関連する問題
一般常識2018-14
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号14)」で、「大相撲について、横綱土俵入りに雲竜型と不知火型の2つがあることなどについて」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2017-35
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号35)」で、「大相撲について、戦後の外国人力士で初めての関取がハワイ出身の高見山であったことなどについて」の理解が必要な問題が出ていました。
③スポーツに関連したインフラ・施設に関連する問題
一般常識2020-2
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号2)」で、「1964年東京オリンピック・パラリンピックの際の整備で日本橋川の上を走ることになった首都高速道路が、景観等を勘案して今後一部地下化されるmoved undergroundことについての」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2020-3
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号3)」で、「オリンピック終了後に予定されている国立競技場の運営形態であるコンセッション方式について」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2020-14
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号14)」で、「スタジアムやアリーナの活用に係る概念がスマートベニューであることについて」の理解が必要な問題が出ていました。
3.コメントと参考英語動画
過去問を見ると、スポーツに関するテーマは大きく3つに分けられます。
一つ目は、オリンピックとワールドカップ(サッカーとラグビー)など世界的なイベントに関連した問題です。
二つ目は、日本独自のスポーツ(相撲など)。
三つ目は、観光と関わりのあるスポーツ施設やその活用に関する問題です。
オリンピックやワールドカップに次ぐ、知名度のあるイベントというとゴルフ(渋野日向子選手、松山英樹選手、笹生優花選手)、いやテニス(大坂なおみ選手)とかでしょうか。最近毎朝ニュースになっている大谷翔平選手ですが、野球はそれらに比べると競技人口が少ない?ボクシング(井上尚弥選手)はどうなんでしょうか!?
↓MLB公式チャネル。2:15~23号ホームラン、2:26~Utta!、2:50~Unbelievable!
4.全国通訳案内士試験問題:スポーツ関連
2015年(平成27年)からの全国通訳案内士筆記試験では、上記のとおり14問がスポーツ関連の問題でした。
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