「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」。今年一番気になったこの言葉について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
幕末・維新・明治初期をしっかりと学ぼうと毎回見ているNHK大河ドラマ『青天を衝け』。
前回第20回では、とても記憶に残るシーンがありました。
徳川慶喜(草彅剛さん)と渋沢栄一(吉沢亮さん)が徳川家康公の御遺訓を交互に読み合う(最後は一緒に読み合う)という場面です。
この御遺訓、今年何回も学んで放送の数日前にも読み返していたので、鳥肌が立つような場面でした。
同じような場面がもしあれば、暗唱できるように!?、しっかりと「東照宮御遺訓」を頭に入れたいと思います。
今日の写真と地図
2.学んだこと
①徳川家康公の遺訓(東照宮御遺訓)全文
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍(かんにん)は無事長久(ぶじちょうきゅう)の基(もと)い、怒りは敵と思え。
勝つことばかり知りて負くること知らざれば害その身にいたる。
己を責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし』一番心に沁みます。
『怒りは敵と思え』『己を責めて人を責むるな』この2つは一番心に留めたい言葉です。
②御遺訓を学んだところ
↓まずこの本でした。『論語と算盤』
insearchofjapan.hatenablog.com
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③東照宮御遺訓は英語で何と?
家康公の戒名は東照大権現。そこから取った東照宮。家康公の意味です。
御遺訓はtestament。
ですから、東照宮御遺訓はTestament of Ieyasu。
3.コメント
全国の東照宮を訪れるとき、徳川家康公ゆかりの場所に行ったときの楽しみが増えました。
御遺訓に関わるものがないか注意してみてみたいと思います。
御遺訓が載っているお土産を探すのも楽しそうです。
4.全国通訳案内士試験問題:日光東照宮関連
歴史2019-09:江戸、栃木、寺、人物
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号9)」で、「日光東照宮の建造物(陽明門/日暮の門、神厩舎、三猿、眠り猫、御本社、鳴龍)」に関する理解を問う問題が出ていました。
歴史2019-10:江戸、栃木、寺
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号10)」で、「日光東照宮の建造物(御水舎、唐門、五重塔、薬師堂)」に関する理解を問う問題が出ていました。
歴史2017-22:江戸、栃木、神社、人物
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号22)」で、「日光東照宮(徳川家康、徳川家光、眠り猫、陽明門/日暮の門)」に関する理解を問う問題が出ていました。
地理2016-13:神社
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号13)」で、「日光東照宮」に関する理解を問う問題が出ていました。
歴史2015-30:江戸、栃木、神社
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号30)」で、「日光東照宮が権現造で造られていること」に関する理解を問う問題が出ていました。
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