IOC国際オリンピック委員会の英語動画で、フェンシングの基本ルールを学んでいきます。試合形式や各種目(フルーレ・サーブル・エペ)の違いも取り上げます。
1.きっかけ・情報源
フェンシングでも金メダル!男子団体エペ決勝で日本がROC(Russian Olympic Committeeロシアオリンピック協会)を下して優勝しました。
でも、フェンシングに関して知っていることと言えば、北京オリンピックで銀メダルを獲得した太田雄貴さん、その太田さんが引退後も普及活動に取り組んでいること、太田さんがやっていた種目がたしか「フルーレ」だった・・ということ、くらいでした。
正直、「エペ」と言う言葉も昨日初めて知りました。英語動画に加えて公式ガイドブックも参照しながら、この機会にフェンシングの基本ルール(フルーレ・サーブル・エペ)について学んでいくことにします。
↓スポーツに関する基本英語はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓スポーツ競技・種目の英語はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
今日の写真と地図
↓JR京葉線「葛西臨海公園」駅(東京都江東区)。左端に見えるドームが葛西臨海水族館。公園の先は東京湾。フェンシング会場のある「幕張メッセ」は、この駅から千葉方面に7つ目「幕張海浜」駅が最寄駅です。
↓次の駅「舞浜」は東京ディズニーランドの最寄駅。「海浜幕張」駅には千葉ロッテマリーンズの本拠地球場もあります。
2.学んだこと
①フェンシングとは?
Strike the opponent in their target area with a sword
突くこと。相手を。対象となる箇所において。剣で。
シンプルです。
↓Aim of the Game競技(試合)の目的 0:20~0:33。
②試合形式は?
Individual bouts last for three 3-minute rounds or first to 15 points
個人戦は続きます。3つの3分のラウンドを。もしくは最初まで。15ポイントへの。
Team competitions consist of nine 3-minute bouts or the first to 45 points
団体戦は構成されます。9つの3分のラウンドを。もしくは最初まで。45ポイントへの。
個人は3×3分戦ってポイントの多い方、もしくは先に15ポイント獲得した方が勝ち。団体は9x3分戦ってポイントの多い方、もしくは先に45ポイント獲得した方が勝ち。
団体は1チーム3人(+1人の交代メンバー)の総当たり戦だそうです。
↓Match Format試合形式 0:34~0:52。
③種目と剣とルール
種目と剣
Foilフルーレ: a lightweigt blade軽い刃
Sabreサーブル: the shortest blade最も短い刃
Epeeエペ: the longest and heaviest blade最も長く重い刃
種目とルール(攻撃範囲)
Foilフルーレ: the torso or groin胴体か脚の付け根(頭・手・足はダメ)
Sabreサーブル: above the beltベルトより上
Epeeエペ: any part of the body体のどこでも
フルーレのFoilはアルミホイルのホイルです。フルーレとはフランス語。英語でFoilフォイル。
サーブルもフランス語。サーベルです。英語でSaberセイバー(英国式スペルではそのままSabre)。
エペも同様。Epeeの英語での発音はエイペイ。エペはどこでもポイントになるのですね!世界的には3つの中で最も人気があるそうです。
↓Disciplineルール 0:53~1:17。Target Areas攻撃範囲 1:18~1:29
3.コメントと参考英語動画
フェンシングは、1896年に開催された第一回オリンピック(アテネAthens)から採用されていたそうです!歴史があります。
さらに、女子のフェンシング競技が開催されたのが1924年のパリParis大会から。
フェンシング発祥の地はフランスです。
フェンシング自体が中世ヨーロッパの騎士の剣術から生まれたもの。
武士の剣術から生まれた剣道と似ています。
剣道を英語で説明するときにも、日本のフェンシングのようなもの、と言うことができます。
↓オリンピックでのデビュー:0:11~0:19。
↓Foil, Sabre, Epeeの発音。3種目の紹介2:43~4:30。
4.全国通訳案内士試験問題:オリンピック関連
2015年(平成27年)から2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識」ではほぼ毎年スポーツ関連の問題も出題されています。そのうち6問がオリンピックに関連する問題でした。
↓オリンピックに関する問題はこちらから。
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