開会式で紹介されることが多いと感じた車いすwheelchair・義足artificial leg・視覚障害visual impairment。これらの英語表現と関連競技を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
パラリンピックの各競技には障害に応じた細かいクラス分けがあるそうです。
まずは分かりやすいところから学んでいきます。昨日の開会式で気づいた3つの言葉、「車いす」「義足」「視覚障害」を取り上げます。
今日の写真と地図
↓「水上バスのミライトワとソメイティ」。正面はレインボーブリッジ。左手に東京タワーが見えます。右側はお台場海浜公園の前。トライアスロンなどが開催されます。
↓東京都港区の位置。お台場のレインボーブリッジ側は港区です。その奥は江東区になります。
2.学んだこと
①車いすは英語で何と?
車いすはwheelchair。
車輪wheelのある椅子chairです。wheelはカタカナのホイールです。
車いすバスケットボールwheelchair basketball、車いすフェンシングwheelchair fencing、車いすラグビーwheelchair rugby、車いすテニスwheelchair tennisの4つが「車いす」の名がついている競技です。
車いすテニスでは、四大大会シングルスで28回・ダブルスで23回優勝している国枝慎吾選手、同じく8回・16回優勝している上地結衣選手が世界的にも有名です。国枝選手は選手宣誓を、上地選手は聖火リレーの最終走者でした。
②義足は英語で何と?
義足は、"artificial leg"が約1,660,000件、"prosthetic leg"が約2,910,000件。
人工のartificial足(脚)legの方が覚えやすいので、まずはこちらを覚えます。prostheticは人工装具の、という形容詞。
開会式で紹介があったのは走り幅跳びで2大会連続金メダル、ドイツのマルクス・レーム選手。レーム選手が持つ世界記録8m62cmは、オリンピックの走り幅跳び世界記録を超えているそうです!
③視覚障害は英語で何と?
視覚障害は、"visual impairment"が約15,900,000件。"vision impairment"が約2,050,000件。
視覚のvisual障害impairmentが分かりやすいので、visual impairmentで覚えます。
視覚障害の選手が参加する競技で覚えたのは、ゴールボールgoalball。3人1組でコートに向かい合い、鈴入りのボールを投げてゴールを狙うもの。1試合は12分ハーフの24分間。
3.コメントと参考英語動画
国枝選手や上地選手のテニスのテクニックも凄いですが、走り幅跳びの8m超えも信じられません。下の動画で見ると、ゴールボールも思った以上に迫力があります!
今週、取り上げたrestrict, require, allowも復習できました。
↓パラリンピック公式チャネル。ゴールボールgoalballの紹介(英語・日本語字幕あります)。0:20~Goalball is exclusively for athletes with a visual impairment.ゴールボールは視覚障害をもつ競技者のためのスポーツです。 0:25~To be eligible, athletes have less than 10 percent vision remaining or a visual field is restricted to 20 degrees. 参加資格があるのは、10%以下の視覚か、視野が20度以内の人です。1:01~While play is in progress, complete silence is required in the venue to allow the players to react to the ball. 試合の進行中は、選手がボールに反応できるよう、会場では完全な沈黙が求められます
↓restrict制限するはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓求められるrequired、許すallowはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
4.全国通訳案内士試験問題:パラリンピック・オリンピック関連
2015年(平成27年)から2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験では、パラリンピックそのものの問題はありません。ただ、「通訳案内の実務」の試験範囲となっている観光庁研修テキストでは障害者(車いす利用者など)への配慮も言及されています。
通訳案内の実務は「観光庁研修テキスト」が試験範囲。パソコンではCtrl+F、スマホでは検索窓を利用して検索が可能。
通訳ガイド制度 | 国際観光 | 政策について | 観光庁(↓観光庁研修テキストリンク)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/content/001344989.pdf
また、2015年(平成27年)から2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識」ではほぼ毎年スポーツ関連の問題も出題されています。そのうち6問がオリンピックに関連する問題でした。
↓オリンピックに関する問題はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
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