国民的行事とも言える夏の高校野球summer high school baseball tournament。外国の方に英語で説明することを考えながら学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今日は高校野球の決勝戦。奈良の智弁学園(智辯学園高等学校)と和歌山の智弁和歌山(智辯学園和歌山高等学校)の対決。
そうです。智弁対決、兄弟校対決、同じ学園校同士の対決。応援している巨人の岡本和真選手が智弁学園出身ということもあり、色々と調べてみました。
両校の高嶋名誉監督は、甲子園で最も勝利数の多い監督であること、最初は智弁学園の監督を務めその後はずっと智弁和歌山の監督を務めていたこと、智弁和歌山にいるお孫さんが今回大会に出場していること、しかもホームランも打っていること!さらに両校のユニフォームが瓜二つなこと、両校共通の応援歌ジョックロックが相当有名であること、などなど気になるネタが満載でした。
今日の試合を見る前に、夏の高校野球について学ぶことにします。外国の方に説明するとしたら・・・と考えて調べてみました。
今日の写真と地図
↓隅田川から見た「朝日新聞社東京本社ビル」(東京都中央区)。中央のビル。前の空地は築地場内市場があった場所。夏の高校野球は朝日新聞社と日本高等学校野球連盟の主催です。ちなみに春の大会は毎日新聞社と日本高等学校野球連盟が主催。
↓「甲子園球場(阪神甲子園球場)」(兵庫県西宮市)の位置。神戸と大阪の中間です。プロ野球の阪神タイガースの本拠地です。
2.学んだこと
①高校野球の歴史
1915年の夏に朝日新聞社の主催で初の全国大会が開催されました。
英語語順で英語的に外国の方に分かるように考えると・・・
「夏に。1915年の。最初の全国の高校による野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)が。開催されました。主催で。大手新聞社の。In the summer of 1915 the first National High School Baseball Championship was held by a major newspaper company.」
なお、当時は高等学校ではなく中等学校でした。
<参考>
↓コトバンク。全国高等学校野球選手権大会とは。
②高校野球が人気の理由
大会期間中毎日、新聞やテレビで報道されるので、多くの人が関心を持つこと。また、人気のプロ野球選手になるようなスター選手も多く生まれること。それゆえ、多くの子供も甲子園を夢見る。といったことでしょうか。
英語語順で英語的に外国の方に分かるように考えると・・・
「毎日。大会期間中。ほぼすべての新聞社やテレビ局が。報道する。様々な情報を。各試合の。だから。多くの人々が。関心を持つ。その大会に。Everyday during the event, almost all newspapers and TVs report a variety of information of each game. So, many people get interested in the event.」
「加えて。多くのスター選手が登場してきました。そしてそのうちの何人かは。なりました。プロ野球の選手に。これも一つの理由です。なぜ人々が。関心を持つのか。この大会に。Additionally, many star players have come out and some of them became popular professional baseball players. This is another reason why people get interested in the event.」
「その結果。多くの子供が。野球をしたいと思います。この大会に出るために。またそこでスター選手になるために。そしてプロ野球選手になるために。As a result, a lot of children want to play baseball to participate in this event, to become a star player there, and then to become a professional baseball player.」
新聞社、TV局からすると、たくさん報道する、関心をもってもらう、購読者数が増える、視聴率が増える、情報が欲しくなる、もっと関心をもってもらえるような情報を提供する、さらに購読者数、視聴率が増える、と。
また、野球の試合自体のドラマ性、スター選手の存在、地方大会を含めた当日試合までの過程、地元校への応援、蒸し暑い夏の気象条件、聖地甲子園の存在、など数えきれないですね。人々が関心を持つ要因は。
③トーナメントの方法
49チームがトーナメント形式で優勝を争います。
英語語順で英語的に外国の方に分かるように考えると・・・
「49チームが。各都道府県からの。参加します。トーナメントに。優勝チームは。勝たなくてはなりません。5回もしくは6回。続けて。49 teams from each prefecture in Japan participate in the tournament. The winning team has to win 5 times or 6 times in a row.」
全国47都道府県。参加する高校の数の多い東京(西東京・東東京)と、広い北海道(北北海道・南北海道)は、各2チームが出場。全部で49チームです。47都道府県なのになぜ49チームなのか?と聞かれれば、よく日本のことを知っている外国人ですね。
49チームでトーナメントをすると48試合(負けが48回あるので)。優勝するまでの道のりは、決勝(2チーム1試合)、準決勝(4チーム2試合)、準々決勝(8チーム4試合)、3回戦(16チーム8試合)、2回戦(32チーム16試合)、1回戦(残り17試合。34チームが1回戦必要)です。
<参考>
↓毎年3500校以上が参加。甲子園の入場者数は毎年80万以上。
3.コメントと参考英語動画など
大谷翔平選手の活躍で米国でも「甲子園」を知っている人は増えているでしょう。菊池選手、松坂さん、松井さん、ダルビッシュ選手、田中選手、多くのメジャーリーガーも甲子園経験者でした。
↓MLB VALUTのチャネル。甲子園:スター選手になりたい高校生の夢がかなう場所。0:02~聖地sacred place。0:18~メジャーリーグで言えばワールドシリーズみたいなもの(大谷翔平選手)。
↓Jomboy Mediaというスポーツチャネル。日本人メジャーリーガは甲子園で有名になった。
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