本日発足したデジタル庁Digital Agencyについて、その根拠法や他の省庁との違いなどを学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今日の朝刊を見て、デジタル庁が今日からスタートしたことを知りました。
庁と言えば、観光庁Japan Tourism Agency。全国通訳案内士試験を管轄しているのもこの庁です。でも国土交通省の中の庁です。
また気象庁Japan Meteorological Agency。台風や豪雨に関するニュースでは必ず見ます。調べてみると、気象庁も国土交通省MLIT: Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourismの中の庁だと気づきました!
さて、デジタル庁はどこの省に属するのか??知らないことも多いので学んでいきます。
今日の写真と地図
↓デジタル庁が入居する「東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井町タワー」(東京都千代田区)。手前は清水谷公園(しみずだにこうえん)にある大久保利通哀悼碑。
東京ガーデンテラス紀尾井町 - Tokyo Garden Terrace Kioicho
オフィス | 東京ガーデンテラス紀尾井町 - Tokyo Garden Terrace Kioicho
スポット(清水谷公園)|【公式】東京都千代田区の観光情報公式サイト / Visit Chiyoda
2.学んだこと
①デジタル庁は英語で何と?
今日のNHK英語ニュースの見出し。
Japan launches digital agency to upgrade IT system
日本は。立ち上げる。デジタル庁を。向上させるために。ITシステムを。
デジタル庁はDigital Agencyです。
記事の中に以下のような記載がありました。
Digital Transformation Minister Hirai Takuya will head the organization.
デジタル改革担当大臣の平井卓也氏が。率います。その組織を。
昨日まではデジタル改革担当大臣。今日からはデジタル大臣みたいですね。
②デジタル庁の根拠法は?→デジタル庁は内閣総理大臣直轄の組織
「デジタル庁設置法」という法律に基づくようです。
気づいたのは第6条第1項。
「デジタル庁の長は、内閣総理大臣とする」
長はデジタル大臣ではないのですね。ではデジタル大臣は??
第8条第1項。
「デジタル庁に、デジタル大臣を置く」
第8条第3項。
「デジタル大臣は、内閣総理大臣を助け・・・」
内閣総理大臣直轄ということですか。では、他の庁や省とどう違うのでしょう??
③観光庁や気象庁とはどう違う?→これらの庁は国土交通省という省に属する組織
観光庁の根拠法は調べてみると・・・
「国土交通省設置法」
ちなみに、第2条第2項で、国土交通省の長は国土交通大臣とあります。
第41条第1項で以下のように定められています。
「国家行政組織法第三条第二項の規定に基づいて、国土交通省に、次の外局を置く。
また、第42条及び第45条でそれぞれ、観光庁の長は観光庁長官、気象庁の長は気象庁長官とあります。
「国家行政組織法」を見てみました。
第3条第2項に以下のように定められています。
「行政組織のため置かれる国の行政機関は、省、委員会及び庁とし、その設置及び廃止は、別に法律の定めるところによる。」
別に法律の定めるところによる、というのが国土交通省設置法ということなのですね。
3.コメントと参考動画
「スマートフォンひとつで役所に行かずともあらゆる手続きがオンラインでできる」ように。是非やっていただきたいです!
↓平井大臣記者会見動画。デジタル改革担当大臣として最後の会見。0:28~三つの柱。0:31~一つ目。行政のデジタル化。1:00~二つ目。産業社会全体にわたるデジタル化。1:32~誰一人取り残さないデジタル社会の実現。
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