国枝慎吾選手、ゴードン・リード選手、ロジャー・フェデラー選手のオンライントークから車いすテニスの他、テニス用語を英語と一緒に学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
昨日の車いすテニス男子決勝。国枝慎吾選手の金メダル獲得、感動的でした。
相手のトム・エフベリング選手(オランダ)も含め、試合のレベルの高さにも改めてビックリしました。サーブやラリーのスピードも凄いです。特に気づいたのは、テンポがより?速くなっていること。
車いすテニスは、通常のテニスと異なりツーバウンドまでの返球が認められています。でも昨日の試合では、ワンバウンドやノーバウンド(ボレー)での返球が非常に多く、その分、ひやひやドキドキする場面が多くありました。
今日になってNHK英語ニュースの記事を調べようとすると・・テニス界のレジェンド、フェデラー選手が国枝選手のことを「日本には国枝選手というレジェンドがいるじゃないか」みたいな話をしていた、という記事を見つけました。
そこからたどり着いたのがこの動画。
話の内容も興味深く、テニスについての英語も学べました。
今日はこの動画で、車いすテニスの他、テニス用語に関する英語表現について学んでいきます。
↓国際テニス連盟ITF: International Tennis Federationのチャネル。ユニクロとの共同企画。ロジャー・フェデラー×国枝慎吾×ゴードン・リードスペシャルトークセッション。英語字幕版。ゴードン・リード選手は車いすテニスのリオで金メダリスト、東京で銅メダリスト。
↓こちらは日本語字幕版です。
今日の写真と地図
↓水上バスでの写真。左側から晴海(東京都中央区)、豊洲(東京都江東区)、有明(東京都江東区)です。晴海の先の小さな三角形の屋根の建物が晴海埠頭。その隣側は選手村。豊洲には豊洲市場の白い低層の建物があります。右にある大きな白い建物はユニクロ有明本部。有明には、オリンピック、パラリンピックのテニス会場となった有明テニスの森公園があります。
2.学んだこと
①車いすテニスとは?英語で何と?
車いすは英語でwheelchair。
ですから車いすテニスは英語でwheelxhair tennisです。
通常のテニスと大きく違うのが2バウンドでの返球が認められていること。
でも、1バウンドで返してもよいですし、ボレーも当然ありますので、車いすの使いこなしが非常に重要です。
↓もちろん車いすテニスのルールもありました。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓日本のことを説明するのに役立つ英単語一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓英単語をアウトプットするにはオンライン英会話(レアジョブ)。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓車いすテニス協会HP
②テニスコートの種類と英語表現
コートのサーフェス(表面)surfaceの違いで大きく3つに分けられます。芝のコートgrass court、粘土質で赤土のクレーコートclay court、コンクリートやアスファルトに合成樹脂を混ぜたハードコートhard court。
テニスの四大大会で言うと、全豪オープン(豪州・メルボルン)はハード、全仏オープンのローランギャロス(フランス・パリ)はクレー、全英オープンのウインブルドン(英国・ロンドン)は芝、全米オープン(米国・NY)はハードです。ちなみにウィンブルドンの芝は天然芝。よく見るのは人工芝artificial grassのコートです。
動画では、芝のコートの特徴や芝のコートでの戦い方について、トークが交わされています。車いすでは、同じ距離を移動するのに、芝はハードに比べて3プッシュくらい余計にしないといけないイメージだそう。
②テニスの基本的なプレー戦略 と英語表現
ベースラインプレイヤーbaseline playerか、サーブ&ボレープレイヤーserve-and-volley playerか。
選手がサーブを打つすぐ内側にあるラインがベースライン。このベースラインでのラリー(打ち合い)rallyを基本とするのがベースラインプレイヤー。
一方で、サーブした後に真ん中にあるネットに近づいて行って、相手からの返球をノーバウンドで打ち返す(ボレーvolley)のがサーブ&ボレー。バレーボールのバレーvolleyも、サッカーのボレーシュートvolley shotも同じvolleyです。地面にボールが着く前に打ち返すこと。
昔は芝での基本戦略は、サーブ&ボレー。今ではベースラインからの攻撃が多くなっている、でも、車いすテニスでは逆にネット&ボレーが多くなってきている、というような話をされています。
③その他のテニス用語と英語表現
サーブserve:最初にボールを打つこと。ここからゲームがスタート。動詞も名詞も一緒。
スライスslice:ボールに逆回転を与えて(ボールを切るように打って)着地した後に弾まないで滑らせるようにするショット。動詞も名詞も一緒。
ドロップショットdrop shot:弱く打ってネット際にボールを落とすショット。
ロブlob:山なりの球で相手の後方にボールを落とすこと。動詞も名詞も一緒。
3.コメントと参考英語動画
今回の動画の最後の方でフェデラー選手の口から出てきた往年のレジェンド。1980年代に活躍したレンドル、ボルグ、クリス・エバート、ナブラチロワ。
昨日の車いすテニスのゲストで出ていたのは石黒賢さん。テニスが題材の青春小説『青が散る』のテレビドラマ版(1983年)でデビュー。
野球のフィールド・オブ・ドリームスでも感じましたが、各スポーツで歴史があって様々な世代の人が共通言語で語れるのは良いものですね。
↓国際テニス連盟ITF: International Tennis Federationのチャネル。国枝慎吾選手の紹介(英語字幕あり)。
↓『青が散る(宮本輝)』上下巻。テニスと言えばこの小説を思い出します。
↓『フィールド・オブ・ドリームス』についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
4.全国通訳案内士試験問題:テニス関連
2015年からの過去問でテニス関連の問題はありませんでした。
↓スポーツの問題全般についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓口述試験対策はこちらから。テニスの話題は車いすを使われている方の案内にも役立つかも知れません。
insearchofjapan.hatenablog.com
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