日本を英語と一緒に学ぶブログ

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中山裕木子「シンプルな英語」(講談社現代新書)読みました!学んだ3つを紹介。

この本を読んで学んだ3つのこと:「英語はブロックの組み立て」「英語はなんでも主語になれる」「日本語には、I(私)が隠れている」を紹介します。

 

1.きっかけ・情報源

 

英語の本を読むのは、「やる気を起こす」「学習の気づきを得る」「実際に使える表現を学ぶ」といった目的があります。

 

この本は全て当てはまる本でした!

 

今回は特に「気づき」の部分に絞って学んだ3つの点を紹介します。

  

今日の本:『シンプルな英語』

 


シンプルな英語 (講談社現代新書)

 

2.学んだこと

 

本の概要紹介

 

筆者は特許翻訳者と技術英語講師。これらの仕事を通じて確立したシンプルな英語を紹介。「組み立て」がカギと。

 

はじめに

1章 シンプルな英語とは

2章 主語と動詞で組み立てる①

3章 主語と動詞で組み立てる②

4章 組み立てを円滑にする動詞の決まりごと

5章 組み立てを強化するお助けアイテム

6章 組み立てたらスピーキングを練習する

7章 リーディング・リスニング・ボキャブラリも合わせて伸ばす

8章 継続的に英語力を伸ばし続けるコツ

おわりに

  

①「英語はブロックの組み立て」

 

ブロックの置く場所が決まっているのが英語。

 

主語subjectをはじめに、次に動詞verbを。その先に必要な情報を追加。

 

置く場所が決まっているから簡単。

 

確かに、置く場所が決まっているなら簡単です!!

 

重要なのは主語と動詞。

 

日本語表現をいかに英語のブロック(語順)に置き換えるか。

 

②「英語はなんでも主語になれる」

 

英語は常に主語の視点でスタート。

 

主語は重要。でも英語ではどんな主語でも文が作れる。

 

例えば、人、物、動作や概念。

 

無生物主語ですね。あとはたしかに動名詞も主語になります。そして、主語をいったん決めたらそれに合う動詞を探すことも重要だそうです。

 

③「日本語には、I(私)が隠れている」

 

日本語は主語を明示しない言語。

 

でも実は、I(私)の視点から常に話している。

 

たしかに!!

 

英語は自分、日本語は曖昧、といったイメージがありましたが、実は逆でした。

 

英語は何でも主語になれる。その主語の視点から話が展開。

 

日本語はいつも「私」が中心。

 

だから、日本語表現を英語に変換するときには消えている「私」を意識することが必要。

 

逆に「私」の視点を消して、私が見ているものや動作そのものの視点(それらを主語にした視点)から文を組み立てる。

 

3.コメントと参考英語動画

 

ブロックの組み立てでは、SV(主語+動詞)、SVC(主語+動詞+名詞/形容詞)、SVO(主語+動詞+名詞)が基本(Cは補語complement、Oは目的語objectです)。

 

やはり重要なのは、主語動詞

 

無生物主語を考えるとなんでも主語になりますから、見るもの全て名詞で言えればいいですね。そしてそれぞれの名詞に合う・使える動詞を知っておく。逆もしかり。

 

↓TEDx Talksのチャネル。著者の動画がありました。シンプル英語についてお話されています(英語・日本語字幕あり)。


www.youtube.com

 

↓著者の会社HP

ご挨拶 | 特許英語・論文英語を専門とする翻訳と教育の会社 ユー・イングリッシュ

  

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