7年に1度の御開帳で有名な善光寺。御開帳の英語表現と一緒に善光寺の名前の由来や国宝などの見どころを学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
平安時代後期から鎌倉時代初期をしっかり学ぼうと毎回見ているNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。
7年に1度の御開帳で見ることの出来る仏像は鎌倉時代に作られたそうです。
今日は、御開帳の英語表現と一緒に善光寺の歴史と見どころについても学んでいきます。
今日の写真と地図
↓国宝「善光寺の本堂」。長野駅からは徒歩約30分。手前の木の柱は「回向柱(えこうばしら)」。
↓長野県についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①善光寺とは?御開帳とは?
6世紀にインド、百済から渡ってきた日本最古とされる仏像。仏教反対派の物部氏により捨てられていたのを信濃の国の本田善光(よしみつ)が持ち帰り、この地に祀ったのが7世紀。なので創建約1400年。
これが善光寺の起源。本田善光の善光がその名の由来です。
そしてこの仏像が御本尊。
しかし絶対秘仏として見ることが出来ません。
この御本尊の代わりに鎌倉時代に作られたのが前立本尊(まえだちほんぞん)。
こちらも普段は見ることができませんが、7年に1度見ることができます。
これが御開帳です。
江戸時代には「一生に一度は善光寺参り」とされ庶民の憧れの旅先に。
<参考>
↓善光寺HP
↓善光寺御開帳HP。
②御開帳は英語で何と?
御開帳は、見せる行事event to showですね。
見せる前立本尊は、御本尊の複製replica。
御本尊は秘仏(隠されている仏像)hidden Buddha statueです。
御開帳は7年に1度once in seven years。
ですから御開帳は、
event to show the replica of the hidden Buddha statue once in seven years
といった感じでしょうか。
↓日本のことを説明するのに役立つ英語一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓英単語をアウトプットするにはオンライン英会話。
insearchofjapan.hatenablog.com
③善光寺の見どころは?
仁王門→仲見世→山門→本堂の順で紹介していきます。
・仁王門
仁王門は登録有形文化財。
・仲見世から山門
仁王門を過ぎるとお店の立ち並ぶ仲見世。その先に見えるのが山門。
山門は重要文化財。
山門は上に上がれます。こちらは仁王門方面。人混みが仲見世。
・本堂
山門から見た本堂。
本堂は国宝です。手前の柱は回向柱(えこうばしら)。前立本尊と糸で結ばれ、触るとご利益あり。
御本尊は一光三尊阿弥陀如来。
お戒壇巡りの列。
本堂から見た山門。
・おやき
参拝後は仲見世。一番有名なのはおやき!三福だんごがここにもありました!
↓おやきについてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓三福だんごについてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
・ジェラード
暑い季節はジェラードもいいですね。
<参考>
↓善光寺HP。山門・仁王門。
↓善光寺HP。本堂。
3.コメントと参考英語動画
今回学んだのは
・捨てられていたこの仏像を7世紀にこの地に持ってきたのが本田善光
・善光寺の名前の由来はこの本田善光
・この仏像は絶対秘仏として見ることが出来ない
・前立本尊は鎌倉時代に作られた本尊のレプリカ
・こちらは7年に1度見ることが出来る。これが御開帳。
・御開帳を英語で表現するとevent to show the replica of the hidden Buddha statue
・本堂は国宝、山門は重要文化財
日本最古とされる仏像が祀られている、とは知りませんでした。
歴史も知って善光寺がなぜ有名なのかも納得です。
本来は2021年だった御開帳が2022年になったため、次回の御開帳の時期はまだ決まっていないようです。
↓Chris Raneyさんのチャネル「Yellow Productions」。日本に関する動画も満載です。こちらは長野の案内動画。2:14~善光寺。
4.全国通訳案内士試験問題:善光寺関連
地理2017-16:歴史(街並み)、寺、神社、自然(棚田)
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号16)」で、「北信濃エリアの観光地に関して、日本の秘境100選の一つである秋山郷は長野県と新潟県にまたがっていること、善光寺の前立本尊御開帳が7年に1回であること、戸隠神社には樹齢400年を超える杉並木の参道があること、重要文化財的景観に選定されている姨捨の棚田」に関する理解を問う問題が出ていました。
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