世界遺産としても有名な静岡県伊豆の国市にある韮山反射炉。英語表現も一緒に学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
7月3日に新紙幣が発行されました。
1万円札の顔は渋沢栄一。
本ブログで渋沢栄一と言えば、よく読まれているのは日光東照宮との繋がり。
同じ明治産業遺産として有名なのは?ということで、
今日は韮山反射炉を取り上げることにしました。反射炉とは何なのか?反射炉の英語表現も一緒に学んでいくことにします。
今日の写真:韮山反射炉
↓韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)。世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」の構成資産の一つです。
www.city.izunokuni.shizuoka.jp
↓日本の世界遺産についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓静岡県についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①反射炉とは?韮山反射炉とは?
反射炉は鉄を溶かすための炉。
鉄を溶かすためには高温が必要。
熱や炎を反射させて高温にするのが反射炉。
溶かした鉄を型に流し込んで大砲や砲弾などが作られました。
反射炉で最も有名なのが伊豆韮山に作られた韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)。
ペリー来航(1853年)で国防の必要に迫られた幕府が、伊豆韮山の代官だった江川英龍(えがわひでたつ)/江川太郎左衛門英龍に命じて建造開始。
完成は1857年。
韮山反射炉は、世界遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業』の構成資産23のうちの一つです。
ちなみに、江川英龍は、お台場の砲台(お台場)を作ったことでも有名。
パンを初めて焼いた人でもあるそうです!
また、江川英龍が砲術を習ったのが高島秋帆(たかしましゅうはん)。
東京都板橋区の高島平の名前の由来。
<参考>
↓文化遺産オンラインHP
↓板橋区立郷土資料館HP
②反射炉は英語で何と?韮山反射炉は英語で何と?
鉄などの金属を溶かす溶鉱炉は英語でfurnace(ファーニス)です。
「反射式の」は英語でreverberatory(リヴァーバラトリィ)。
二つを組み合わせて反射炉は英語でreverberatory furnace(リヴァーバラトリィ ファーニス)です。
ですから韮山反射炉は英語でNirayama Reverberatory Furnaceです。
・韮山反射炉を英文3文で説明
Nirayama Reverberatory Furnace was constructed by the Tokugawa Shogunate in 1857. It was used to make cannons to defend the country. Now, it is registered as a World Heritage site to showcase an asset of Japan's industrial revolution.
韮山反射炉は1857年に徳川幕府によって建設されました。これは国を守るために大砲を製造するために使用されました。現在、これは日本の産業革命の遺産を示す世界遺産として登録されています。
↓日本のことを説明するのに役立つ英単語一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓英単語をアウトプットするにはオンライン英会話(レアジョブ)。
insearchofjapan.hatenablog.com
③韮山反射炉関連写真
・伊豆箱根鉄道「伊豆長岡駅」
韮山反射炉の最寄駅は伊豆箱根鉄道の「伊豆長岡駅」。伊豆の国市は北条氏ゆかりの地。
↓北条氏ゆかりの地に関してはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
insearchofjapan.hatenablog.com
insearchofjapan.hatenablog.com
結構歩きますが、徒歩で行くのもおススメ。
のどかな雰囲気で、天気が良ければ富士山も見えます!
・韮山反射炉
・てつざえもん
伊豆の国市のキャラクター:てつざえもん。周回バスは無くなったようです・・。
<参考>
↓伊豆の国市HP
www.city.izunokuni.shizuoka.jp
3.コメントと参考英語動画
今回学んだのは
・反射炉は鉄を高温で溶かすための炉
・熱や炎を反射させることで高温にするので反射炉
・溶かした鉄を型に流し込んで大砲や砲弾を作った
・韮山反射炉は、世界遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業』の構成資産23のうちの一つ
・反射炉は英語でreverberatory furnace
・伊豆の国市は北条氏ゆかりの地
『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業』の構成資産は全部で23。
山口県の松下村塾や萩城下町、鹿児島県の旧集成館に行ってみたいですね。
↓旧グラバー住宅はこちらの記事の写真で使っていました。
insearchofjapan.hatenablog.com
4.全国通訳案内士試験問題:韮山反射炉関連
歴史2023-20:江戸時代、静岡県、人物(江川太郎左衛門英龍)
2023年(令和5年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号20)」で「高島秋帆から砲術を学んだ江川太郎左衛門英龍が伊豆韮山に反射炉を作ったこと」の理解を問う問題が出ていました。
歴史2016-38:江戸、長崎、静岡、人物
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号38)」で「長崎で生まれた高島秋帆がオランダ流の砲術を学び、江川太郎左衛門英達に伝えられ、その江川太郎左衛門英達が静岡県の韮山に築いたのが反射炉reverberatory furnaceであること」の理解を問う問題が出ていました。
www.city.izunokuni.shizuoka.jp
www.city.izunokuni.shizuoka.jp
↓その他静岡県関連の問題はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓口述試験対策はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓全国通訳案内士の独学情報(参考書等)についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
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