国勢調査censusの概要のほか、最新調査の結果(都道府県や市町村の人口ランキング)についても学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
先週6月25日に2020年度の国勢調査の発表がありました。今日はこの国勢調査を取り上げます。
↓総務省統計局HP。
今日の写真と地図
↓渋谷スクランブル交差点(東京都渋谷区)。東京の人の多さを一番感じられる場所。
2.学んだこと
①国勢調査とは?英語で何と?
国勢調査censusは、総務省統計局Statistics Bureau, Ministry of Internal Affairs and Communicationsが行っている統計調査で、5年ごとに実施されます。今回は2020年度、前回は2015年度でした。
国、都道府県、また、市町村の正式な人口には、この国勢調査の結果がよく用いられています。
2020年(10月1日)時点の日本の人口は1億2,622万7,000人。前回調査からは、86万8,000人の減少となったようです。
国連の推計では、2020年の世界の人口は77億9,500万人。トップ3は、中国14億3,900万人、インド13億8,000万人、アメリカ3億3,100万人です。日本は世界11番目。前回は世界10番目でした。
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline.pdf
②都道府県の人口トップ10は?
1.東京:1406万5000人
2.神奈川:924万人
3.大阪:884万3000人
4.愛知:754万6000人
5.埼玉:734万7000人
6.千葉:628万7000人
7.兵庫:546万9000人
8.北海道:522万9000人
9.福岡県:513万9000人
10.静岡県:365万3000人
前回2015年調査からの増加率が多かったのは、東京都4.1%、沖縄県2.4%、神奈川県1.3%。
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline.pdf
③百万人以上の市トップ12は?
1.東京23区:974万5000人
2.横浜市:377万8000人
3.大阪市:275万5000人
4.名古屋市:233万3000人
5.札幌市:197万5000人
6.福岡市:161万3000人
7.川崎市:153万9000人
8.神戸市:152万7000人
9.京都市:146万5000人
10.さいたま市:132万5000人
11.広島市:120万1000人
12.仙台市:109万7000人
ここでは東京23区も一つの市の扱いです。前回2015年調査からの増加率が多かったのは、東京23区5.1%、福岡市4.9%、さいたま市4.8%、川崎市4.3%。川崎市は神戸市と順位を逆転しました。
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline.pdf
3.コメント
海外の方に東京以外の大都市の紹介をするときに、日本の都道府県・市町村の人口では何番目、と言うことはよくあるかと思います。今回まずは、ランキングを見てみました。時間のある時にもう少し詳しくみていきたいと思います。
ランキング参加してます↓