明日12月14日は赤穂浪士討ち入りの日。忠臣蔵とその聖地「泉岳寺」について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今までは何となく興味を持てずにいました。
でも今年は『青天を衝け』のお陰で歴史への興味も深まっています。
まずは概要だけでも学んでみることにしました!
今日の写真と地図
↓「泉岳寺」(東京都港区)。大石内蔵助良雄銅像、赤穂義士47人のお墓、赤穂義士記念館などがあります。
↓最寄駅は地下鉄「泉岳寺駅」。JR山手線からだと新駅の「高輪ゲートウェイ駅」が最寄りです。
2.学んだこと
①泉岳寺とは?
1600年代に創立された曹洞宗のお寺。
曹洞宗の本山は永平寺(福井県)と總持寺そうじじ(神奈川県横浜市鶴見区)。
泉岳寺は、忠臣蔵の重要人物浅野内匠頭の赤穂藩浅野家の菩提寺family templeでした。
<参考>
↓泉岳寺HP。
②忠臣蔵とは?泉岳寺との関係は?
『忠臣蔵』とは1702年に起こった赤穂事件を基にした物語。
赤穂藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が幕府旗本の吉良上野介(きらこうずけのすけ)の嫌がらせに耐え兼ねて切りかかったのが発端。
喧嘩両成敗が原則のところなぜか浅野内匠頭だけが切腹を命じられ、吉良上野介にはお咎めなし。浅野家は取り潰しに。
筆頭家老だった大石内蔵助(おおいしくらのすけ)を中心に家来47人は殿の無念を晴らそうと吉良上野介邸に討ち入り。
吉良上野介の首を打ち取り、泉岳寺の浅野内匠頭の墓前に。その家来たちは切腹。47人の墓も泉岳寺にあります。
当時の価値観では、忠義を果たしたこの家来たちはヒーローに。泉岳寺でも、赤穂浪士ではなく赤穂義士です!
この史実が創作されたのが歌舞伎や人形浄瑠璃の『忠臣蔵』。300年経った今でも年末になると登場!すごいですね。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓日テレNEWSのチャネル。2分でわかる「忠臣蔵」。これは分かりやすいです!
③浪士は英語で何と?
浪士は殿のいない武士です。
ですからmasterless samuraiやleaderless samurai。
武士や侍はsamuraiでも通じますが英語ではwarrior。
masterless warriorというのもありです。
3.コメントと参考英語動画
あさのたくみのかみ(あさのながのり)、きらこうずけのすけ(きらよしなか)、おおいしくらのすけ(おおいしよしお)。
やっと主要人物3人の名前を覚えることができました。
次に泉岳寺に行くときには境内にある赤穂義士記念館にも行って見たいと思います。
↓様々な日本を紹介しているKON'CHA! Japan Travel Gudeのチャネル(英語字幕あり)。品川・高輪エリアですべき10のこと。2:52~3:24泉岳寺。
4.全国通訳案内士試験問題:赤穂事件関連
歴史2020-03:江戸、東京、兵庫、人物
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号3)」で「東京の泉岳寺に関連して、江戸時代の赤穂事件でお家取りつぶしになったことを改易ということ」の理解を問う問題が出ていました。
歴史2020-04:江戸、東京、兵庫、人物
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号4)」で「東京の泉岳寺に関連して、江戸時代の赤穂事件に係る赤穂藩が播磨国にあったこと」の理解を問う問題が出ていました。
歴史2020-05:江戸、東京、兵庫、人物
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号4)」で「東京の泉岳寺に関連して、江戸時代の赤穂事件の当時の赤穂藩主が浅野長矩(ながのり)であったこと」の理解を問う問題が出ていました。
歴史2018-07:江戸、栃木、寺、人物
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号7)」で、「徳川家光の墓所がある日光の輪王寺の大猷院(たいゆういん)に関連して、徳川家光の将軍在位期間に行った出来事」に関する理解を問う問題が出ていました。この問題の選択肢に赤穂事件が出ていました。赤穂事件があった1702年は徳川綱吉が将軍の時です。
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