地理・歴史・一般常識の各試験問題や選択肢で実際に登場したアメリカから「アメリカ」、そして「日本」を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
毎日の記事の中に通訳ガイドの試験問題に関わるものがないか、毎日チェックしています。でも逆に試験問題から記事のネタを探して、日本を学んでいくのも面白いかと思いました。まず、バイデン大統領が就任したばかりのアメリカを取り上げてみます。
参考本
↓いつもチェックに使っている本。買ってしまいました。クイズみたいな問題が多くて、また、写真や絵もついているので、眺めるだけでも結構楽しめます。正答・解説の方は、追加のネタ情報やおまとめ情報も得られます。
全国通訳案内士試験 実務・地理・歴史・一般常識過去問題集 ’20年版
↓2020年度はこちらを参照しています。
2.学んだこと
2015年から2020年が対象です。問題や選択肢の中にアメリカに関わる固有名詞(国名・社名・人物名・地名など)が入っているものを「①地理」「②歴史」「③一般常識・実務」の3つに分けてピックアップしてみました。
必ずしも問題の「正答」という訳ではありません。「間違い」の選択肢として記載されているものも含んでいます(その選択肢が正解か間違いかを判断できる知識が必要)。
①地理の問題から
2019
・アメリカのCNNが2015年に発表した「日本の最も美しい場所31選」
2018
・米国放送局CNNが選出した「世界の夢の旅行先10選」
・アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で15年連続で日本一
・トリップアドバイザー日本のベストビーチに3年連続1位
2017
・東洋のナイアガラ
・「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2016(トリップアドバイザー)」で23位
2016
・東京駅、日本銀行本店、フランク・ロイド・ライト
2015
・札幌市とほぼ同じ緯度latitude、ロサンゼルス
・東京大都市圏に次ぐ大都市圏、ロサンゼルス
②歴史の問題から
2019
・日米和親条約、ペリー
・サミット、G20
2018
2017
・明治新政府の政策、近代産業の育成
2016
③一般常識・実務の問題から
2020
・訪日外国人旅行者の旅行支出
・訪日外国人旅行者の宿泊日数
・世界の外国旅行の動向
2019
・訪日外国人旅客者数
・国際博覧会、ロサンゼルス
2018
・訪日外国人旅行者による日本国内における消費額
・大相撲、ハワイ
2017
・訪日外国人旅行者数
・訪日外国人旅行消費額
・日本人の海外旅行先
・オリンピック、アメリカンフットボール
2016
・訪日外国人旅行者数
2015
・訪日外国人旅行者数
・クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス、カーニバル・エクスタシー
・直島、地中美術館、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリア
・相撲、ハワイ
3.コメント
並べてみて見直して改めて学んだこと。
①CNNとかフランク・ロイド・ライトは以前の記事でも学べるところがありました。日本と関わりのある有名人は出身地も覚えておくとネタで使えることもありそうです。
②「東洋のナイアガラ」みたいに、相手の方の出身国の何かに喩えて説明するというのは、ざっくりとイメージを掴んでもらうのに効果的だと思います。
③外国の方に来てもらうだけではなくて、実際にお金を使ってもらう、また、農産物など日本のモノを買ってもらう、ことも経済にとって重要。
都市ではロサンゼルスしか出てないのが驚きでした!!
↓CNN(ジョージア州アトランタ)、フランク・ロイド・ライト(ウィスコンシン州出身)
insearchofjapan.hatenablog.com
↓「ナイアガラの滝Niagara Falls」(米国ニューヨーク州)。
↓「-」ボタン4つくらいでニューヨークとの位置関係が分かります。
↓日本を世界に紹介してくれている米国出身のユーチューバーお二方
insearchofjapan.hatenablog.com
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