5月の第二日曜日は母の日です。母の日とは何なのか?英語では何と言うのか?いつ始まったのか?なぜカーネーションの花なのか?それ以外に人気の花はあるのか?を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
毎年4月中旬くらいから商業施設のほか、インターネット上でも母の日のギフトに関する情報をよく見るようになります。今日5月9日、5月の第二日曜日とされている母の日を取り上げます。
今日の写真と地図
↓「白山神社(はくさんじんじゃ)の紫陽花(あじさい)」(東京都文京区)。母の日に贈る花として最近人気らしいです。
↓白山神社の位置。最寄駅は地下鉄「白山」駅です。
2.学んだこと
①母の日とは?
1907年にアメリカのアンナ・ジャービスさんという女性が、女性のための様々な活動を行っていたお母さんの追悼式を「母の日Mother's Day」として、カーネーションを捧げたことが発端らしいです。その日、5月の第二日曜日がそのまま、母の日として定められたそう。これが世界の多くの国に広まっているようです。
↓コトバンク。母の日。
↓BritanicaのHP。Mother's Day。
②日本での起源は?
「母の日」が日本で今のような毎年の行事になったのは、1936年(昭和11年)に日本の代表的な製菓メーカーconfection companyである森永製菓が「母の日大会」なるものを開催したのが発端だそうです。
↓森永製菓のHP。
③カーネーション以外に人気の花:紫陽花
母の日の贈り物と言えば、やはり、カーネーションが思い浮かびますが、感謝を示すものとして色々な物が贈られています。花にも色々な選択肢があるようです。その中でも最近人気の花は、紫陽花(あじさい)hydrangeaだそう。
紫陽花の花言葉flower languageは、青が辛抱強い愛情、ピンクが元気な女性、白が寛容だそうです。ピンクが人気とのこと。
都内で紫陽花の名所と言えば、白山神社(東京都文京区)です。文京区の五大祭りの一つ、あじさい祭りの会場でもあります(今年は祭り自体は中止)。いつもは梅雨入り前後の6月が見頃。今年は少し早いのでしょうか。
↓日比谷花壇のHP。紫陽花の花言葉。
↓文京区のHP。あじさい祭り。
3.コメントと参考英語動画
カーネーション、紫陽花だけでなく、バラや胡蝶蘭(こちょうらん)も人気だそうです。胡蝶蘭といえばお店の出店や社長就任などビジネス関係の花のイメージがある人も多いかも知れません・・・。でも、胡蝶蘭の花言葉は「幸せを呼んでくる」そうで、高級感があり、比較的長く咲き続けるので良いのかも知れません。
そういえばと思い、胡蝶蘭の英語も確認してみました。moth orchid(蛾のような蘭)だそうです。蝶と蛾でイメージは全然違いますが形は同じということでしょうか・・・。phalaenopsis orchidという学術名もあるみたいですが、結局、蛾の蘭という意味は変わらないらしいですので、moth orchidで覚えようと思います。蛾がmothということで、なんでモスラと呼ぶのかも分かりました・・・。
↓T-Series Kids Hutのチャネル。子供向けの様々な動画。なぜ母の日を祝うのか?。この動画では米国での発端が1908年になっています。
4.その他(全国通訳案内士試験問題:母の日関連)
2015年(平成27年)から2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験では、「母の日」に関連した問題はありませんでした。
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