三菱財閥岩崎家の別邸villa/second houseとしても使われていた殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
9つの都立庭園のうち、これまで旧古河庭園、小石川後楽園、浜離宮恩賜庭園、六義園、清澄庭園、旧岩崎邸庭園の6つを取り上げてきました。
このうち、清澄庭園は三菱財閥の創始者岩崎弥太郎の所有地、前回取り上げた旧岩崎邸庭園は岩崎弥太郎の長男である岩崎久弥の本邸でした。
今日の写真と地図
↓国分寺市の位置
↓東京都内の名所はこちらから。
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2.学んだこと
①別荘・別宅は英語で何と?
別荘も別邸もvilla。second houseも使えます。
ケンブリッジ英英辞典のvillaの説明は以下のとおり。
a large house, especially one used for holidays in a warm country
大きな家。特に。使われる。休みの間に。暖かい地方で。
グループ。産業や金融の会社の。それは。支配していた。大部分を。経済の。日本の。第二次世界大戦前の。
ロングマン英英辞典でのvillaの説明は以下のとおり。
a house that you use or rent while you are on holiday
家。あなたが使う。もしくは借りる。休みの間。
a big house in the country with a large garden
大きな家。地方にある。大きな庭を持つ。
②殿ヶ谷戸庭園とは?
殿ヶ谷戸庭園とは、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎の孫である岩崎彦彌太(ひこやた)の別邸だったところ。昭和4年から。
なお、岩崎彦彌太は、岩崎弥太郎の長男で三菱第三代社長だった岩崎久彌(弥)(いわさきひさや)の長男でもあります。
昭和49年に都が買い取り、都立庭園にしたそうです。
↓入口にある案内板
↓展示室の説明
<参考>
↓国分寺市HP。
③殿ヶ谷戸庭園の見どころは?
殿ヶ谷戸庭園は、国指定の名勝。
回遊式庭園で池の周りの路を散策できます。
都心の庭園よりもかなり落ち着いた雰囲気でリフレッシュできます。
竹林や池を見下ろせる紅葉亭、食堂として使われていたという展示室もあります。
<参考>
3.コメントと参考英語動画
今回学んだのは
・別荘、別邸はvilla/second house
・殿ヶ谷戸庭園の読み方は「とのがやとていえん」
これで都立庭園9つのうち未だ取り上げていない庭園は、旧芝離宮恩賜庭園と向島百花園の2つになりました。
↓街ログのチャネル(英語字幕あり)
4.全国通訳案内士試験問題:岩崎家関連
歴史2019-15:明治、東京、埼玉、人物
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号15)」で「第一国立銀行の初代頭取を務め、金融、保険、交通、通信、商工業など幅広い分野の企業創設・育成に携わった埼玉県出身の実業家が渋沢栄一であること」の理解を問う問題が出ていました。 この問題の選択肢に岩崎弥太郎がありました。
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