メジャーリーグのMVP(Most Valuable Player最優秀選手)で思い出されるのは2009年のワールドシリーズ。あの松井秀喜さんです。英語動画で振り返っていきます。
1.きっかけ・情報源
メジャーリーグ(MLB:Major League Baseball)での二刀流:大谷翔平選手の活躍で、毎日のように目にするMVPという言葉。
Most Valuable Player(最も価値のある選手→最優秀選手)のことで、メジャーリーグではレギュラーシーズン、ポストシーズン、オールスターゲームなど、様々なMVPがあります。
松井秀喜さんが所属していたニューヨークヤンキースは2009年のワールドチャンピオン。松井さんはこのワールドシリーズでMVPを獲得しました。
今日はMVP獲得の大きな理由となったワールドシリーズ第6戦、優勝を決めたこの試合での松井秀喜さんの大活躍を英語動画で学んでいきます。
↓ニューヨーク・ヤンキースNew York Yankeesはニューヨーク州ニューヨークに本拠地のあるチーム(アメリカンリーグ東地区所属)。
↓大谷翔平選手の活躍についてはこちらからも。
insearchofjapan.hatenablog.com
今日の写真と地図
↓東京都港区には小松製作所(コマツKOMATSU)の本社ビルがあります(写真は以前のもの)。KOMATSUは石川県小松市の発祥。
↓松井さんの出身地は小松市の隣の能美(のみ)市。
↓松井さんとコマツの関係
↓石川県についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①2回裏:先制2ランホームラン!
200勝以上をあげているメジャー屈指の名投手、ペドロ・マルティネス投手との対戦。
カウント2-3からの8球目を見事にライトスタンドへホームラン。
しかも、KOMATSUの看板のちょうど上!
↓MLB公式チャネル。ホームランはやはり一番盛り上がります。何回でも見れますね!
②3回裏:2点タイムリーヒット!!
2-1と1点差に追いつかれた後の3回裏。またもピッチャーはペドロ・マルティネス投手。
1アウト満塁で前の打者アレックス・ロドリゲス選手が三振。
2アウト満塁で松井さん。見事にセンター前に2点タイムリーヒット。4-1に。
この場面の動画を探していたら(結局ないようですが)、代わりに当時の試合全部がMLBの公式チャネルからアップロードされていました。
1打席目のホームランも、3打席目の二塁打も、4打席目のMVPコールも、最後のMVP受賞シーンも全て見れます(広告が多いですが・・・)。
↓MLB公式チャネル。2009年ワールドシリーズ第6戦フィリーズ対ヤンキース。
22:10~第1打席。28:20~2点ホームラン。
54:07~第2打席。56:13~2点タイムリーヒット。
1:30:30~第3打席。1:32:40~2点ツーベース。
2:17:44~第4打席。スタンディングオベーション&MVPコール。
2:52:20~優勝決定。
2:57:04~MVPの表彰&MVPインタビュー。
③5回裏:ダメ押しの2点2ベースヒット!!!
5-1となった5回裏。再び満塁で松井さん。
あわやホームランという当たりのツーベースヒット。走者2人が帰って7-1に。
松井さんはこの試合3安打で計6打点目。
↓MLB公式チャネル。二塁ベースでのクールな表情がさすがです。
↓対戦相手のフィラデルフィア・フィリーズPhiladelphia Philliesはペンシルバニア州フィラデルフィアに本拠地のあるチーム(ナショナルリーグ東地区所属)。
参考基礎知識:ワールドシリーズまでの道のり
レギュラーシーズン
メジャーリーグのレギュラーシーズンは通常162試合。全30球団が15球団ずつアメリカンリーグとナショナルリーグ、さらに、両リーグとも東地区、中地区、西地区という3地区に5球団ずつが分かれて順位を競います。ここで1位になれば地区優勝です。
ポストシーズン
ポストシーズンは、各リーグごとに各地区の優勝3チームと、それらを除いた勝率1位2位のチームによるワイルドカード1試合に勝った1チームの計4チームがトーナメントを実施。
1回戦が地区シリーズDivision Series(5戦して3勝すれば勝ち)。
次は準決勝。リーグチャンピオンシップシリーズLeague Championship Series(7戦して4勝すれば勝ち)です。
略してアメリカンリーグがALCS: American League Championship Series、ナショナルリーグがNLCS: National League Championship Series。勝てばリーグチャンピオン。
最後の決勝戦が、このリーグチャンピオン同士が戦うワールドシリーズWorld Series。そこまでたどり着くのがいかに難しいか・・・。ここで勝てばワールドチャンピオン。
松井秀喜さんが獲得したのは、このワールドシリーズで一番活躍した選手に与えられるMVPです。
3.コメントと参考英語動画
松井さんは、読売ジャイアンツから2003年にメジャーリーグの名門ニューヨーク・ヤンキースに3年契約で移籍。
順調に活躍し2005年には4年の再契約。しかし、ワールドシリーズチャンピオンになるという松井さんの目標は簡単ではありませんでした。2006年には右手首骨折の大怪我も。
そして迎えた2009年の契約最終年にワールドシリーズに。
DH(指名打者Designated Hitter/守備はしないで打つだけの役割)で3試合ぶりにフル出場できた第6戦。舞台はヤンキースタジアム、しかもランナーを置いた場面。
全てのお膳立てが整う奇跡的な状況で、3回とも打つのがものすごく凄いです。
これは本当に鳥肌ものでした。
松井さんは2013年に引退。2016年にはPride of the Yankeesというヤンキースの名誉OBにも選ばれています。2003年の最初のヤンキースタジアムでの試合で満塁ホームラン。そして今回取り上げた2009年でのワールドシリーズMVP受賞。何回見ても元気がもらえます。
↓2013年引退後ヤンキースと1日契約。これで正式にヤンキースで引退したことに。
↓2016年のPride of the Yankees授賞式。
↓松井秀喜さんヤンキースでの活躍集。0:00~2003年ヤンキースタジアムデビュー戦で満塁ホームラン、5:41~2009年ワールドシリーズ第2戦決勝ホームラン。6:32~2009年ワールドシリーズ第3戦代打ホームラン。
↓イチローさんのMVPについてはこちらから。
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↓上原浩治さんのMVPについてはこちらから。
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↓大谷翔平選手のMVPについてはこちらから。
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↓上原浩治の雑談魂チャネル。甲子園5打席敬遠の真実。
4.全国通訳案内士試験問題:野球関連
2015年から2020年度の過去問題で野球に関連する問題は登場していません。野球は北米、中米、豪州、アジア(韓国・台湾)では人気がありますが、欧州ではオランダを除けば全く競技人口が少なく、地域の偏りが大きいのが理由でしょうか。
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