ジョサイア・コンドル設計の洋館をバックに春と秋にバラrose鑑賞が楽しめます。今回取り上げるのは旧古河庭園です。
1.きっかけ・情報源
最初に思い浮かんだのがこの「旧古河庭園」です。
赤いバラと紅葉を一緒に楽しめる名所です!
しかもバラは春にも楽しめます(逆に最近までバラが秋にも咲くことを知りませんでした・・・)。
今日は旧古河庭園についてバラと紅葉と一緒に学んでいきます。バラの英語表現も学びます。
今日の写真と地図
↓「秋のバラ(熱情)と旧古河邸」(東京都北区の旧古河庭園バラ園)。
↓JR京浜東北線「上中里駅」・地下鉄南北線「西ケ原駅」徒歩約7分。JR山手線「駒込駅」からは徒歩約12分です。
↓北区の位置。主要な駅は「赤羽駅」。
↓JR山手線についてはこちらから。
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2.学んだこと
①旧古河庭園とは?
元々は明治時代の外務大臣陸奥宗光の邸宅。不平等条約を改正したことで知られています。また、坂本龍馬の下、海援隊で活躍していたことでも有名です。
その後宗光の次男が古河財閥の古河家の養子となり、この地は古河家の所有になったそうです。なので旧古河庭園。
古河財閥の創設者は古河市兵衛。先週の『青天を衝け』で小野組の破綻から第一国立銀行と渋沢栄一を助けたあの古河市兵衛です。渋沢栄一とも縁が深いです。
洋館は英国の建築家ジョサイア・コンドルの設計。鹿鳴館を設計したことで有名です。
<参考>
↓コトバンク。ジョサイア・コンドルとは。
②見どころ1:春と秋のバラ。バラは英語で何と?
旧古河庭園と言えば薔薇バラで有名。
バラは英語でroseです。
パンフレットの花暦には春と秋の見頃も記載されています。
春:5月中旬~6月末
秋:10月中旬~11月末
やはり春の方が鮮やかでしょうか!?でも秋ももちろん綺麗です。おまけに紅葉も楽しめます!
↓春のバラと旧古河邸
↓ユキサン
↓秋のバラ(ドフトゴールド)と旧古河邸
<参考>
↓東京都公園協会のHP
③見どころ2:紅葉
旧古河庭園にあるパンフレットの花暦には紅葉の時期も記載されています。
ハゼノキ(紅葉):11月初旬から中旬
モミジ(紅葉):11月中旬から12月初旬
イチョウ(黄葉):11月中旬から12月初旬
実際の色づき状況や見頃情報はHPから確認することができます。
最初に紅葉autumn foliage / autumn leavesが楽しめるのはハゼノキJapanese wax tree。ハゼの実はロウソクの原料などで使われるようです。触ると皮膚がかぶれるそう・・・。
↓写真の真ん中がハゼノキ。
<参考>
↓旧古河庭園のHP。トップページに見頃情報を教えてくれるツイートもあります。
↓コトバンク。ハゼノキとは。
3.コメントと参考英語動画
バラを見るときの楽しみの一つが、その名前を確認すること。
そう名付けるか!なるほど!え、その名前・・・。
懐かしい名前を思い出すこともあったり、ひとつひとつ楽しめます。
↓人気投票も!
↓この名のバラも!イングリッド・バーグマンがスウェーデン出身とは初めて知りました。
↓イングリッド・バーグマンと言えばこの映画。『Casablancaカサブランカ』。1944年にアカデミー作品賞Academy Award for Best Pictureも受賞。英語教材でもよく用いられています。"As Time Goes By" 時の過ぎゆくままに。名曲です。"Here's looking at you." 君の瞳に乾杯!。
↓コトバンク。アズ・タイム・ゴーズ・バイとは。
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4.全国通訳案内士試験問題:旧古河庭園関連
2015年からの過去問題で旧古河庭園に関連する問題は出ていませんでした。
関連として、以下の問題の選択肢にジョサイア・コンドルが含まれていました。
地理2016-16:東京都(施設:駅、歴史:人物)
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号16)」で「1914年に創建された東京駅丸の内駅舎や日本銀行本店などを設計したのが辰野金吾であること」の理解を問う問題が出ていました。
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