ゲゲゲの鬼太郎のオープニング曲で登場している布多天神社。神社の由来と梅と牛、鬼太郎との関係を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今月のテーマは「梅の花」。
天神(てんじん)さま関連の神社を取り上げています。
今回は東京都調布市にある「布多天神社」です。ゲゲゲの鬼太郎が裏の林に住んでいる神社です。
今日の写真と地図
↓「布多天神社」(東京都調布市)の本殿。この裏手の雑木林に鬼太郎たちが住んでいるらしいです。
↓京王線「調布」駅から徒歩約7分。
↓東京都内の梅の名所はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓東京の神社に行くときの必携本。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①布多天神社(ふだてんじんしゃ)とは?
ご祭神は、少名毘古那神(すくなひこなのかみ)と菅原道真公。
少名毘古那神は、経営の神、酒造の神、温泉の神、医薬の神だそうです。
創建は約1940年前!?とされていると。
<参考>
↓布多天神社の公式HP。トップページ。
↓布多天神社の公式HP。布多天神社について。ご祭神や歴史が記載されています。
②梅と牛
天神様(てんじんさま)と言えば、梅と牛です。
↓境内のしだれ梅。
↓境内の御神牛(ごしんぎゅう)。
<参考>
↓布多天神社の公式HP。しだれ梅、御神牛(ごしんぎゅう)についても由来が掲載されています。
↓御神牛について。「ごしんぎゅう」と読むそうです。「撫で牛(なでうし)」とも。
↓大宰府天満宮(・・・太宰府天満宮は全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮と称えられ・・・)でも「御神牛」と。
↓北野天満宮(・・・全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社です。)では、『なでると一つだけ願いがかなうという「一願成就のお牛さん」』と。
③ゲゲゲの鬼太郎との関係は?
調布はゲゲゲの鬼太郎の作者の水木しげるさんが住んでいた場所。
なので調布には鬼太郎スポットがいくつかあります。
本日の写真のコメントのとおり、鬼太郎は布多神社の奥の雑木林に住んでいるそう。
神社に続く参道にもなっている「天神通り商店街」では、ゲゲゲの鬼太郎の有名キャラクターのオブジェを楽しむことができます。
↓天神通り商店街(出口)の看板の上に座っている鬼太郎。この先に布多天神社の鳥居があります。
↓塗り壁。このほか、目玉おやじ、ねずみ小僧、猫むすめ、一反木綿(いったんもめん)もいます。
<参考>
↓東映アニメーション公式YouTubeチャンネルの動画。氷川きよしさんが歌う「ゲゲゲの鬼太郎」オープニング主題歌です。0:28~、0:43~この神社が布多天神社。
↓東映アニメーション公式YouTubeチャンネルの動画。アマビエのお話。布多天神社での収録!
↓京王グループのHP。鬼太郎関連スポットの紹介。
3.コメント
『ゲゲゲの女房』という作品が、
水木しげるさんの妻・武良布枝(むらののえ)さんが書いたものであること、
NHK朝ドラや映画にもなったこと、
いきものがたりさんの『ありがとう』がNHK朝ドラの主題歌だったこととか、
今回、しっかりと認識することができました。
水木さんの生まれた鳥取県境港市の水木しげるロードも訪れてみたいです。
4.全国通訳案内士試験問題:水木しげる、菅原道真関連
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号32~34)」の問題10は、鳥取県の観光地について問うもので、問題文の中に鳥取県境港市の水木しげるロードに関する記載がありました。
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号30~32)」で、「菅原道真の建議で遣唐使が廃止されたこと」「多くの天満宮・天神社の神紋になっている花木が梅であること」「全国の天満宮・天神社の総本社が、大宰府天満宮(福岡県)と北野天満宮(京都府)であること」の理解を問う問題が出ていました。
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号33)」で、「894年に菅原道真の建議で遣唐使が廃止され、その後国風文化が生まれたことを背景に、国風文化の時代の文学作品」を問う問題が出ていました。
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