ゴッホに浮世絵に世界史と日本史も学べる原田マハ『たゆたえども沈まず』を紹介します。
1.きっかけ・情報源
お気に入りの映画が2つ登場していた感動作『キネマの神様』。
ラム酒と沖縄を学べた『風のマジム』。
両作とも一気に読めました。
著者である原田マハさんはアート小説も書いているということで、
もしかしたらこれまで興味のなかった西洋画にも関心をもてるかも。
ということで『たゆたえども沈まず』買ってみました。
今日は、『たゆたえども沈まず』で学んだことを紹介します。
今日の本:『たゆたえども沈まず』(原田マハ/幻冬舎文庫)
表紙の絵はゴッホの『星月夜』
↓原田マハ『風のマジム』についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
本の概要紹介
①ゴッホ
まず、ゴッホがオランダ出身のオランダ人であることを初めて知りました。
また、代表作の一つが『ひまわり』であることを知りました。
さらに、表紙にも描かれている『星月夜』がとても有名で、ニューヨーク近代美術館に収蔵されていることも知りました。
このほか、絵の背景に浮世絵が入っていたり、浮世絵を模写したりしていたも知りました。
↓オランダについてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
②浮世絵
「浮世絵を美術品として後世大事にしている者に会ったことなどない。その代わり、茶碗屋で器を包むのに使っているのを見たことがあるが・・・」(P102)
「浮世絵を紙くずとしかみなしていない日本人たちが、この現状を知ったら驚くだろう。パリの金持ちがその紙くずを競って買いあさっていること、一部の画家たちが浮世絵を自作に活かそうとやっきになっていること-。」(P210)
浮世絵が、パリでブームになったのは知っていましたが、その当時の日本での浮世絵の評価については考えたことがありませんでした。
こういったギャップがビジネスにもなるのは今と同じですね。
具体的に本作に登場していた浮世絵もありました。
『神奈川沖浪裏』(葛飾北斎)
『名所江戸百景・亀戸梅屋敷』(歌川広重)
『雲龍打掛の花魁』(渓斎英泉)
↓浮世絵についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓文化遺産オンライン
↓千葉市美術館HP
③世界史と日本史
1867年 第2回パリ万博(ナポレオン三世。日本美術が初めてフランスに紹介される。)
1874年 第一回印象派展
1877年 東京大学設立
1878年 第3回パリ万博(第三共和政下。日本館でさらに日本美術が紹介される。)
1886年 パリ・イリュストレ『日本特集号』(渓斎 英泉『雲龍打掛の花魁』が表紙)
1889年 ゴッホがサン=レミの療養所に移る
1889年 ゴッホが『星月夜』を描く
1890年 ゴッホが亡くなる
↓フランスについてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓青羽古書店HP
④その他『たゆたえども沈まず』関連情報
・林忠正とは
まっぷるウェブ
・ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
東京都美術館HP
・『名所江戸百景・亀戸梅屋敷』(歌川広重)




↓歌川広重についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
予想どおり、期待どおり、たくさん学べました。
ゴッホが亡くなった後、彼を支援しその絵を保管していた弟も半年後に亡くなり、弟の奥さんと彼らの息子のおかげで絵が評価されるようになったのですね。
林忠正、気になりました。この小説の後、万博で大役を担ったり、日本で西洋美術館の設立に取り組もうとしたり、大河の主人公になってもおかしくない人物でした。
↓様々な芸術を紹介しているYouTubeチャネル「Shawn Grenier | The Canvas」。日本がゴッホ、印象派、そして近代ヨーロッパ美術に与えた影響。
4.全国通訳案内士試験問題
↓全国通訳案内士の独学情報(参考書等)についてはこちらから。地理対策、歴史対策、一般常識対策で筆記試験の過去問概要もまとめています。口述試験の過去問情報のある専門学校HPも掲載。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓口述試験対策はこちらから。
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