1月の第二月曜日は「成人の日」。なぜ、The Coming of Age Dayが成人の日なのか?、成人とは実際何歳なのか?、どんなことが行われる日なのか?を改めて学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
来週月曜日は「成人の日」です。
クリスマス、大晦日、正月、そして、この成人式でようやく年末年始のイベントが一段落、という感じがいつもします。
年間の主な行事・イベントについても、少しずつ学んでいきたいと思います。
今日の写真と場所
↓JR「東京駅」丸の内側。左手奥に見える白いビル。その背後に、高さ日本一のビル「トーチタワー(63階390m)」が2027年に建つ予定(映画「ゴジラ」では既に登場していました!)。現在の高さ日本一のビルは、毎年ユニークな成人式が行われる「あべのハルカス(60階300m)」(大阪府大阪市天王寺区)です。下で紹介しています。
↓0:17~0:23くらいの間で上の白いビルとの「トーチタワー」の位置が分かります。
↓「+」ボタン4回くらいで東京駅との位置関係が分かります。
2.学んだこと
①「成人の日」の英語は?
The Coming of Age Day。
なぜ、Age Dayなのかと思っていましたが、ageというのは年齢だけではなくて、「法律的にある種のことが十分に出来る年齢(成年)」という意味があるようです。the age when you are legally old enough to do something(ロングマン英英辞典)。comingは到来。成年の日の到来ということですね。
②いつ?、誰が対象?
いつ?
「成人の日」は毎年1月の第2月曜日。国民の祝日national holidayです。1999年以前は毎年1月15日でした。もともと元服が行われていたのが1月であることが由来。
↓国民の祝日は現在16日あります。
↓成人の日は「 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日」!
誰が対象?成人式は誰が対象者?
現行民法では成年年齢が20歳と定められています。でも、成人式の対象者については、明確な決まり(法律など)はないみたいです。でも一般には?、前年の4/2~同年の4/1までに20歳となる人が対象になっているようです。学校の同学年ですね。
しかし、民法は改正が決まっていて、2022年4月からは成年年齢が18歳となります。
では、その後、2023年度からの成人式の対象はどうなるのか?すこし調べてみました。大阪市と浦安市と横浜市。全て20歳のままのようです。
↓成人年齢が18歳になっても、お酒、タバコ、ギャンブルは引き続き20歳からです!2023年以降の成人式の対象者についての記載もあります。
↓千葉県浦安市も20歳
↓神奈川県横浜市も20歳。
③何をする?
多くの自治体で成人式coming of age ceremonyが開かれます。
参加者の多くは、女性は振袖、男性は袴やスーツを着て参加します。市長などのあいさつや成人代表のあいさつなど。
有名な成人式としては、千葉県浦安市の「ディズニーランドでの成人式」とか、大阪府大阪市天王寺区の「あべのハルカス登頂」とかでしょうか。毎年NHK英語ニュースでも取り上げられています。
↓「あべのハルカス」では地上300m60階の展望台まで階段で登るそう!?
↓NHK英語ニュースでは毎年同じ時期に同じような内容のニュースがあり繰り返して学べます。
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考動画
2022年4月から、成人年齢が18歳になるというのは全然認識していませんでした。
でも、意外と成人式の対象は20歳のままのところが多い?ようです。
こういう気づきはブログのお陰です。
↓外国の方向け日本語教育チャネルLean Japanese with JapanesePod101.com。「成人の日」の紹介です。一生に一度のイベントonce in a lifetime eventという表現は、「イベント」のところを「経験experience」や「チャンスchance/opportunity」などに変えるなどして色々な場面で使えそうですね。www.youtube.com
4.全国通訳案内士試験問題:成人の日関連
一般常識2018-11
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号11)」で「2022年4月から18歳以上で出来るようになること」を問う問題が出ていました。
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