大好きな映画『フィールド・オブ・ドリームス』とトウモロコシ畑のロケ地で開催されたメジャーリーグの試合について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
オリンピックを見ていて、多くの国にその国の人々が夢中になるスポーツがあるのだ、と実感しました。米国ではその一つがベースボール。
いつものように今日の大谷翔平選手をチェックしようと、MLBの動画を見たらビックリ!
見覚えのある広大なトウモロコシ畑corn field!?その中に野球場が!?ヤンキースとホワイトソックスが試合を!?
CGで作った企画モノかと思ったらリアルでした!ケビンコスナー主演の『フィールド・オブ・ドリームス』Field of Dreams。この映画が好きな人にはたまらない光景です。
動画で英語を学びつつ、感動的なこの映画、試合前の粋な演出、そして劇的だった試合の内容を紹介していきます。
野球は、今週のお題「好きなスポーツ」です!
↓大谷翔平選手についてはこちらから。
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今日の写真と地図
↓映画『フィールド・オブ・ドリームス』のロケ地となった野球場と主人公家族の家(米国アイオワ州ダイアーズビル)。周りは本当に一面のトウモロコシ畑です。
↓シカゴから車で約4時間。231マイル(約372キロ)。
↓米国アイオワ州の位置。州都はデモイン。クリント・イーストウッドとメリル・ストリープが主演した『マディソン郡の橋』(1995年)のロケ地もここアイオワ州です。
2.学んだこと
①映画『フィールド・オブ・ドリームス』とは?
1989年のアメリカ映画。1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でアカデミー作品賞と監督賞も受賞したケビン・コスナーの主演です。
映画の舞台はアイオワ州。トウモロコシ畑を営み家族と穏やかな日々を送る主人公。ある日、If you build it, he will come.(もしそれを作れば、彼は来る)という「声」を聞き、トウモロコシ畑をつぶして野球場を作ってしまいます!?しばらくすると、あのメジャーリーガーたちがやってきて・・・という話。
家族愛、父と子、米国におけるベースボール文化など色々なドラマが詰まっています。最後まで見ると、fieldが(トウモロコシ)畑と野球のグラウンドの両方を意味していることもよく分かります。
映画で出てくるGo the distance!最後までやり遂げろ(野球ではgo the distanceは「完投する」という意味)。お気に入りの名言です。
↓映画予告編。0:20~If you build it, he will come. 1:18~Go the distance.
②トウモロコシ畑の中の球場はどんな感じ?
映画で使用されたトウモロコシ畑の中の野球場。
そのすぐ近くに、メジャーリーグの試合ができる本物の野球場が・・・信じられません!!
↓MLB Network。映画を知らない子供たちへの説明。
↓FOX Sportsのチャネル。当日試合開始前。映画のシーンを交えながらケビンコスナー登場。1:10~トウモロコシ畑を抜けて球場へ。名場面を思い起こさせる映画のテーマ音楽が流れる中、グラウンドで佇むコスナー氏。3:20~音楽のトーンが変わり(これは!)。ふと気配を感じて振り返ると・・・・。いや最高です。6:20~コスナー氏あいさつ。7:30~Is this heaven?。7:43~球場のすぐ隣にはトウモロコシ畑の迷路maze。迷路の隣に映画の舞台が見えます。
↓FOX Sportsのチャネル。当日試合開始前。実況、解説陣とケビンコスナー。両隣の解説が豪華。左は元ヤンキースのA・ロッド元選手。右は元レッドソックスのデビッド・オルティーズ元選手。A・ロッド選手は松井秀喜さんのチームメイトで、オルティーズ選手は上原浩治さんのチームメイトでした。
↓松井さんの前を打っていたのがA・ロッド選手。
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↓MVPインタビューの上原さんの隣にオルティーズ選手。
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③実際のMLB公式戦はどうだった??
2021年8月:ヤンキースVSホワイトソックス
ニューヨーク・ヤンキースNew York Yankeesとシカゴ・ホワイトソックスChicago White Soxの一戦。
最高の試合でした。トウモロコシ畑に飛び込むホームランがなんと8本!
夕暮れからナイターでますます幻想的な雰囲気に。
4-6の9回表にヤンキースがホームラン2本で逆転するも、ホワイトソックスが9回裏に逆転サヨナラホームランで劇的勝利!!
↓MLB公式チャネル。当日試合の概要。0:58~試合開始。1:35~1回裏ホワイトソックスの攻撃1本目。2:30~ドローンからの周辺の景色。トウモロコシ畑が広がります。3:00~3回表ヤンキースのジャッジ選手2本目逆転。4:10~3回裏ホワイトソックス3本目逆転。4:40~4回裏ホワイトソックス4本目追加点。5:11~5回表ヤンキース5本目追撃。6:50~9回表ヤンキース再びジャッジ選手6本目で1点差。7:25~ヤンキース7本目でついに逆転!8:15~ホワイトソックス8本目。逆転サヨナラ勝ち!!
↓シカゴ・ホワイトソックスはイリノイ州シカゴを本拠地とするチーム
↓ニューヨーク・ヤンキースはニューヨーク州ニューヨークを本拠地とするチーム
2022年8月:カブス(鈴木誠也選手)VSレッズ
シカゴ・カブスとシンシナティ・レッズの一戦。
3.コメントと参考英語動画
ここで試合をするのが、シカゴ・ホワイトソックスというのも最高の演出です。なぜなら映画で登場するメジャーリーガー達はホワイトソックスの元プレイヤー。選手が来ていたユニフォームも映画と同じ。つまり、映画にも出てくる八百長事件(ブラックソックス事件)のころと同じです。
この場所(日本風に言うとベースボールファン・映画ファンの聖地!?)にメジャーリ―グで試合のできる球場を作り、試合前から選手登場までの演出。ホワイトソックスが登場することも含めこういった演出はさすが米国です。
映画もベースボールも米国の重要な文化ですね。下の動画のコメントに、This scene should be on the legal citizenship test for the US. If they cry, let 'em in. We'd be honored to have them. このシーンは米国市民権を得るテストに使用すべき。涙を流すなら合格。喜んで受け入れる、とありました。米国市民権得られそうです!
↓『フィールド・オブ・ドリームス』エンディングシーン(英語字幕あり。ネタバレが嫌な方は映画を見た後に!)。
4.全国通訳案内士試験問題:野球関連
2015年から2020年度の過去問題で野球に関連する問題は登場していません。
でも、野球好きの外国の方と話す機会があれば、フィールド・オブ・ドリームス、ホワイトソックス、ヤンキース、松井さん、レッドソックス、上原さん、そして、エンゼルスの大谷翔平選手など、最高の話のネタになりそうです。
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