東大や上野公園からも徒歩圏内の湯島天神(湯島天満宮)。王貞治さん、泉鏡花との関係についても学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
今月のテーマは「梅の花」。
梅と言えば、天神(てんじん)さま。
天神さま紹介の2つめです。
↓1つめは「谷保天満宮(やぼてんまんぐう)」(東京都国立市)でした。
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今日の写真と地図
↓「湯島天神(ゆしまてんじん)」(東京都文京区)
↑↓最寄駅は地下鉄千代田線「湯島」駅。湯島天神の左上(北西)には東京大学があります。
↓東京の神社に行くときの必携本。
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↓東京の梅の名所はこちらから。
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↓JR山手線「御徒町駅」からも徒歩圏内です。
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↓東京の名所についてはこちらから。
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2.学んだこと
①湯島天神(湯島天満宮)とは?
ご祭神は菅原道真。
学問の神様として有名です。
特に、湯島天神は近くに東京大学があるためか、受験生の聖地と呼ばれています。
天神様ですから、当然、「梅の花」と「撫で牛」があります!
↓梅の花。「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るな」by菅原道真。
↓撫で牛
<参考>
↓湯島天神公式HP。
↓湯島天神公式HP。天神様と梅、天神様と牛の由来。牛は新しくなっている!?
②王貞治さんとの関係は?
世界記録となる756号を打った記念で建てられたそうです。
王さんが756号を打ったのは1977年9月3日でした。
ちなみに王さんの名言に「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」というのがあります。
↓努力の石碑
<参考>
↓湯島天神公式HP。努力の石碑や泉鏡花の筆塚などの説明もあります。
③泉鏡花(いずみきょうか)との関係は?
泉鏡花は明治後期から昭和初期にかけての小説家。
男性だと初めて知りました・・・。
「婦系図(おんなけいず)」という作品で、湯島が舞台になったそう。
だからここに筆塚があるのですね。
↓泉鏡花の筆塚
<参考>
↓湯島の白梅(しらうめ)。歌も映画もTVドラマもあったみたいです。
3.コメントと参考英語動画
境内の中は学べるネタが山盛りです。
今は、例年であれば、梅の花(文京区梅まつり)と受験シーズン(お参り)で大賑わいの時期です。
↓英語字幕がつくようになった!?神社英語満載です。0:38~学問の神god of learning、0:50~紋章crest、0:59~梅の花plum blossom、1:10~祀るenshrine、1:45~ご祭神enshrined god、2:02~悲劇のヒーローtragic hero、8:58~お賽銭箱donation box、11:25~お守りamulet、21:41~お神輿portable Shinto shrine。godは多神教の神を意味するdeityが使われることもあります。
↓米国東海岸出身のジョンさんのチャネル「Only in Japan」。湯島天神の紹介動画です。
4.全国通訳案内士試験問題
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号30~32)」で、「菅原道真の建議で遣唐使が廃止されたこと」「多くの天満宮・天神社の神紋になっている花木が梅であること」「全国の天満宮・天神社の総本社が、大宰府天満宮(福岡県)と北野天満宮(京都府)であること」の理解を問う問題が出ていました。
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号33)」で、「894年に菅原道真の建議で遣唐使が廃止され、その後国風文化が生まれたことを背景に、国風文化の時代の文学作品」を問う問題が出ていました。
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