1863年12月から1864年3月の短い間、京都で開かれた参予会議について学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
幕末・維新・明治をしっかりと学ぼうと毎回見ているNHK大河ドラマ『青天を衝け』。4回目の日米和親条約、8回目の日米修好通商条約、9回目の桜田門外の変、10回目の坂下門外の変、11回目の文久の改革、12回目の3つの事件:下関戦争、薩英戦争、八月十八日の政変に続き、今回は「参予会議」を取り上げます。
今日の本:『日本100名城に行こう』
↓神社、お寺と並ぶ観光名所の代表格。お城も訪れていこうと買った本です。訪れたことがあるのは未だ8つだけ。まだまだ楽しめそうです!
2.学んだこと
参予会議とは?
江戸幕府創設以来初めて外様大名が政治の場に参画した会議。薩摩藩が主導して朝廷から任命されたもの。メンバーは、徳川慶喜、松平慶永(春嶽)、松平容保(会津藩)のほか、外様大名の薩摩藩国父島津久光、土佐藩前藩主山内容堂、宇和島藩前藩主伊達宗城。
<参考>
↓コトバンク。参予会議。
①薩摩藩(鹿児島県)
参予会議の当時の藩主domain lordは島津忠義公。しかし、実際にはその父の久光公が国父として実権を握っていました。その一番の部下が大久保利通(当時は大久保一蔵)。嫌われていたものの大久保の尽力もあり表舞台に出てきたのが西郷隆盛。
『西郷どん』での青木崇高さん演じた久光公の記憶が強いですが、昨日の久光公も今回は憎まれ役でいい味を出していました。演じているのは池田成志さん。どこかで見たことがあると思ったら半沢直樹の悪役!?諸田を演じられていました。
薩摩藩島津家の居城は鹿児島城(鶴丸城)。世界遺産の島津家別邸「仙巌園(せんがんえん)」と並んで訪れたい場所です。
<参考>
↓青天を衝けHP。登場人物(島津久光)。
↓半沢直樹HP。諸田祥一。
↓鹿児島県観光サイト。鶴丸城跡。
↓仙巌園はこちらから。
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②土佐藩(高知県)
参予会議のメンバーは前藩主の山内容堂(豊信とよしげ)公。大政奉還the return of political power to the Eperorを徳川慶喜公に建白した方です。山内容堂のイメージは、龍馬伝での近藤正臣さんです。
土佐藩山内氏の居城は高知城です。こちらは現存天守12城の一つで重要文化財です。
<参考>
↓高知城についてはこちら。
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③宇和島藩(愛媛県)
参予会議のメンバーは、前藩主の伊達宗城公。居城としていた城は、現存12天守の一つ宇和島城でした。重要文化財です。
愛媛県にはもう一つ有名なお城:松山城があります。こちらも現存12天守の一つで重要文化財です。
<参考>
↓松山城についてはこちらから。
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3.コメント
『青天を衝け』、かなり盛り上がってきました。来週はいよいよ西郷隆盛登場です。渋沢栄一関連の本も以下の2冊に加えて、新たにまた2冊買ってしまいました。また紹介したいと思います。
↓『論語と算盤』はこちら。
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