聖火リレー25番目は広島県。広島県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日(福島県)から日本国内の聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
広島県で訪れたい名所の3つ、厳島神社(安芸の宮島)、原爆ドーム、尾道について学んでいきます(次の県は岡山県です)。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓最寄駅は地下鉄「銀座一丁目」駅。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
広島県の位置と基本情報
↓広島県の位置。県庁所在地は広島市。最大の都市も広島市。旧地名は備後(びんご)、安芸(あき)。鞆の浦(とものうら)の窓口:福山、しまなみ海道の玄関口:尾道、大和ミュージアムの呉、厳島神社の廿日市(はつかいち)などが有名です。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①厳島神社(廿日市市はつかいちし)
厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、593年創建。1168年に平清盛により現在のような規模に拡張。国宝で世界遺産です。日本三景として知られる安芸(あき)の宮島のシンボルでもあります。海に浮かぶ社殿、赤い鳥居は、外国人観光客にも大人気です。
しかし、今まで、厳島神社と安芸の宮島が結び付いていませんでした。厳島という島の神社なのに、なぜ、宮島なのかと??。
厳島神社があるのは厳島。世界遺産は厳島自体も含まれています。本州からは船で渡ります。そして、宮島というのは、厳島の通称。安芸はこの地の旧国名。やっと整理がつきました。
厳島には、商店街や町家通りがあります。また、最高峰535mの弥山(みせん)という山からの眺めが絶景fantastic viewだと。歩いても、ロープウェイでも登れるようです。
↓厳島神社(廿日市市)は総本社。東京にも厳島神社があります。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓厳島神社が拡張された1168年は平治の乱(1159年)の後です。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓厳島神社のHP。
↓広島観光なび。厳島神社。
↓JR西日本宮島フェリーのHP。この動画が分かりやすいです。
②原爆ドーム(広島市)
1945年8月6日の原爆投下。
爆心地ground zeroからはたった160m。
奇跡的に建物が全壊せずにそのまま残り、その形から原爆ドームAtomic Bomb Domeと呼ばれるように。
核兵器nuclear weaponの惨禍を伝え、平和を祈念するために保存活動が行われ、1996年に世界文化遺産に登録されています。
<参考>
↓広島広域観光情報サイト。原爆ドーム。
↓広島観光なび。原爆ドーム。
↓原爆ドームと広島駅の位置関係。
③尾道(尾道市)
尾道は、坂の街、港町、映画の街、文学の街として有名。
実際に訪れてその雰囲気を味わってみたいと思わせる、惹かれるものの多い街です。
愛媛県今治市とを結ぶ、しまなみ海道の本州側の起点でもあります。
<参考>
↓箱庭的都市 尾道市。上記の日本遺産尾道市公式WEBサイトから。
↓尾道市の位置。
④その他追加情報
↓岸田文雄総理は広島が地元。牡蠣が好き。広島県は牡蠣の生産圧倒的一位。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓厳島神社は東京にもあります。
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
名所3つを書き終わったところで、『るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科』をチェック。今回も3つとも一致していました!
試験問題もチェックして、学んだ/学ばないといけないとおもったことは、平家との関わりを含めた厳島神社の歴史、呉市と大和ミュージアム。
↓『るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科』についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
↓Japanesquestのチャネル。日本の主要な観光地が英語で紹介されています。こちらは広島県です。1:35~宮島、5:14~原爆ドーム、8:26~尾道。
4.全国通訳案内士試験問題:広島県関連10問
・筆記試験対策:広島県関連過去問題10問
地理2023-22:広島県(地名)
2023(令和5年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号22)」で、「福山市にあり潮待ちの港として江戸時代に栄え常夜燈でも有名な場所が鞆の浦(とものうら)であること」の理解が必要な問題がでていました。
地理2023-23:広島県(神社)
2023(令和5年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号23)」で、「厳島神社で国宝に指定されている経典を奉納した武家が平家であること」の理解が必要な問題がでていました。
地理2020-30:広島県(自然:湾/位置・駅)
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号30)」で、「鞆の浦(とものうら)を訪れるための最寄駅がJR福山駅であること」の理解が必要な問題がでていました。
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号20)」で、「世界遺産で海に立つ鳥居を有する神社が厳島神社であること」の理解が必要な問題がでていました。
地理2018-21:広島県(地名/日本遺産)
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号21)」で、「日本遺産の認定を受け、造船・航空機などの科学技術を紹介する博物館:大和ミュージアムで有名な都市が呉市であること」の理解が必要な問題がでていました。
地理2018-22:広島県(地名、施設:橋)
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号22)」で、「しまなみ海道の本州側の起点で、千光寺があることで有名な都市が尾道市であること」の理解が必要な問題がでていました。
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号29)」で、「厳島神社の歴史について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2015-07:飛鳥時代、平安時代、安土桃山時代、江戸時代、広島県、神社、人物
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号07)」で、「厳島神社の歴史について(推古天皇の時代の創建であること、社殿が寝殿造であること、厳島の戦いで勝利したのが毛利元就であること、豊臣秀吉が安国寺恵瓊に大経堂の造営を命じたこと)」の理解が必要な問題がでていました。
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号08)」で、「平清盛と厳島神社の歴史について(厳島神社に平家納経を奉納したこと)」の理解が必要な問題がでていました。
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号10)」で、「厳島神社で舞楽が演じられる舞台が高台であること」の理解が必要な問題がでていました。
↓口述試験対策はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
・口述試験で使える英文例
・広島市は世界で最初に原子爆弾が投下された場所です。
Hiroshima City is the place where the first atomic bomb was dropped in the world.
・原爆ドームは、世界遺産として登録されており、もともとは広島県物産陳列館として使用されていました。
The Atomic Bomb Dome, which is registered as a world heritage site, was originally used as the Hiroshima Prefectural Industrial Promotion Hall.
・厳島神社の海中に立つ赤い鳥居も、世界遺産に登録された人気のある観光名所で、広島にあります。
The red torii gate stood in the sea of Itsukushima Shrine is also registered as a world heritage site and a popular tourist destination in Hiroshima.
↓47都道府県を紹介する英文例についてはこちらから。
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