聖火リレー26番目は岡山県。岡山県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日から聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
岡山県で訪れたい名所の3つ、後楽園、岡山城、倉敷美観地区について学んでいきます(次の県は鳥取県です)。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓岡山県のアンテナショップはお隣鳥取県と一緒です。「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)。岡山と言えば桃とマスカットです!
↓最寄駅はJR・地下鉄「新橋」駅。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
岡山県の位置と基本情報
↓岡山県の位置。県庁所在地は岡山市。最大の都市も岡山市。旧地名は備前(びぜん)、備中(びっちゅう)、美作(みまさか)。
www.pref.okayama.jpkotobank.jp
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①後楽園(岡山市)
他の二つは、偕楽園(茨城県水戸市)と兼六園(石川県金沢市)。
岡山藩の二代目藩主池田綱政が自らのやすらぎのために作った庭園だそうです。1700年ごろ完成したとのこと。
東京の後楽園は「小石川後楽園」です。混同することもあるからななのか、「岡山後楽園」としていることが多いでしょうか!?
<参考>
↓後楽園HP。
↓岡山県観光連盟HP。岡山後楽園。
↓後楽園と岡山駅(桃太郎像のあるところ)の位置関係。
↓小石川後楽園はこちら。
insearchofjapan.hatenablog.com
②岡山城(岡山市)
後楽園の写真を見ると気づくのですが、後楽園の川を挟んだ隣が岡山城です。
後楽園は2代藩主池田綱政が作った庭園。
その外観から烏城(うじょう)と呼ばれているそうです。
築城したのは宇喜多秀家。その後、小早川秀秋。そして池田氏が城主に。西軍から東軍に!意外に凄い歴史を感じる城です。
<参考>
↓岡山城公式HP。
↓岡山城の位置。
③倉敷美観地区(倉敷市)
岡山県第二の都市倉敷市は、江戸時代、江戸幕府の直轄地(天領)でした。
その物資の集積地として栄えたのが倉敷。
そしてその当時の街並みが残っているのが倉敷美観地区です。白壁の街並みとして有名。
江戸時代この近くで綿花生産cotton productionが盛んに。運河canalとして利用された倉敷川は綿を扱う問屋でも賑わったと。
明治時代には政府の奨励で紡績工場(倉敷紡績所)が創設。これが今のクラボウ。
そして倉敷紡績所の社長だった大原孫三郎が建てたのが大原美術館。孫三郎は倉敷絹織(けんしょく)も設立。これが今のクラレ!
倉敷で繊維産業textile industryが発達、国産ジーンズ発祥の地が児島(倉敷市)となった理由も分かりました!
↓「倉敷美観地区:倉敷川」。タイムトリップしたかのような雰囲気が味わえます。
<参考>
↓倉敷市HP。綿花から繊維のまちへ。
↓日本遺産ポータルサイト。倉敷。
↓倉敷市公式観光サイト。繊維の街児島。
④その他追加情報
・磯田道史さんは岡山県の出身。
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3.コメントと参考英語動画
池田輝政の孫が池田光政。岡山藩初代藩主。二代目藩主が後楽園を造った池田綱政。政つながりで混同しそうです。
倉敷の綿花から繊維、大原美術館、クラレ、ジーンズは勉強になりました。
↓世界中を旅しているLeahさんのチャネルLeap Across The World。0:25~岡山城&後楽園。2:22~倉敷美観地区。
4.全国通訳案内士試験問題:岡山県関連6問
地理2020-31:岡山県(施設:橋)
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号31)」で、「備讃瀬戸に架橋されている本州四国連絡橋のルートが児島-坂出であること」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2019-35:江戸、岡山、城、人物
2019(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号35)」で、「後楽園の歴史について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2019-36:安土桃山、江戸、岡山、人物
2019(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号36)」で、「岡山城藩主だった宇喜多秀家について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2017-35:江戸、岡山
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号35)」で、「天領であった倉敷の歴史について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2017-36:江戸、岡山
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号35)」で、「天領であった倉敷の位置について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2015-14:江戸、岡山、人物
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号14)」で、「岡山藩主池田輝政の孫の池田光政が創設した藩校が閑谷学校(しずたにがっこう)であることについて」の理解が必要な問題がでていました。
↓口述試験対策はこちらから。
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