六義園と並ぶ江戸の二大庭園「小石川後楽園」について、その歴史と見所、さらに、徳川慶喜公との関係を学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
一昨日の『青天を衝け』で紹介されていた「小石川後楽園」を取り上げます。
↓『青天を衝け』番組HP。紀行第4回「小石川後楽園」。
今日の写真と地図
↓「小石川後楽園」(東京都文京区)。
↓最寄駅は、JR総武線「飯田橋」駅東口か「水道橋」駅西口。地下鉄「飯田橋」駅や「後楽園」駅からも徒歩圏内です。入口は南西角にあります。
2.学んだこと
①小石川後楽園とは?
1629年に水戸徳川家初代藩主の徳川頼房が水戸藩江戸屋敷の庭園として造ったそう。二代藩主の徳川光圀(水戸黄門)が完成させたそうです。小石川後楽園が庭園ということは、屋敷は東京ドームのあたり一帯なのでしょうか!?
「小石川後楽園」は文化財保護法上の特別名勝で特別史跡。前者は景観上の価値が高い、後者は歴史上の価値が高いところ。特別ですから最も高いところですね。この2つを同時に指定されているのは、金閣寺や銀閣寺などを含め、全国で9つだけだそうです。
↓東京都公園協会のHP。小石川後楽園。この公園について。特別名勝、特別史跡の説明も。
↓第2条1項4号:「記念物」。第109条:記念物のうち重要なものが名勝や史跡。特に重要なものが特別名勝や特別史跡。
②徳川慶喜公との関係は?
この地にあった水戸藩の江戸屋敷で生まれたそうです。第7代藩主が父の徳川斉昭公。慶喜公は七男。
③見どころは?
四季の花などが楽しめます。梅、桜、ツツジ、藤、ハス、モミジなど。稲田があるのも特徴(『青天を衝け』でお米・農民の話ありました)。お団子もありました!
↓下のHPを見ると、これはカンヒザクラ(寒緋桜)でしょうか!?
↓東京都公園協会のHP。小石川後楽園。春の花が咲いています。
↓小石川後楽園で食べた「三福だんご」
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
六義園と同様に、枝垂桜(しだれざくら)が有名のようです!桜の見れるうちに休園は終わるとよいのですが。
↓作成されているのはベトナムの方のようです(英語字幕だけですが綺麗にまとまっています)。3:05~maple treesもみじ、4:22~weeping cherry trees枝垂桜(weepingは涙を流す、したたり落ちる)、4:34~rice field稲田(田んぼ)
Koishikawa Korakuen Gardens Tokyo
4.その他(通訳ガイド試験問題)
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「地理(問題番号7)」で、「内藤家の屋敷があった土地が公園となったのはどこか」を問う問題の選択肢で小石川後楽園が出ていました。
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