小石川後楽園と並ぶ江戸の二大庭園「六義園」。枝垂桜weeping cherry treeで有名です。その歴史や側用人柳沢吉保との関係も学んでいきます。
1.きっかけ・情報源
昨日は小石川後楽園を取り上げました。
今日は、同じ文京区にある「六義園(りくぎえん)」を取り上げます。
今日の写真と地図
↓六義園は「枝垂桜(しだれざくら)weeping cherry tree」が有名です。
↓「六義園」(東京都文京区)の位置。最寄駅はJR山手線・地下鉄南北線「駒込こまごめ」駅です。
↓JR山手線についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
2.学んだこと
①六義園とは?
5代将軍徳川綱吉から下屋敷(しもやしき)として与えられたこの地に7年かけて造られた庭園です。
下屋敷とは別邸のことです。
<参考>
②側用人とは?柳沢吉保とは?
柳沢吉保(やなぎさわよしやす)は5代将軍徳川綱吉公の側用人(そばようにん)。
側用人とは綱吉公が創設した職。
将軍の秘書のような役割で、将軍と老中など家臣団との間に入って対応を行っていたようです。
水戸黄門や赤穂浪士ではヒール役として登場するとか。今の政治の世界でも「側用人」と言う言葉があまり良くはない意味で用いられているようです・・・グーグルでも色々出てきました。
③枝垂桜(しだれ桜)は英語で何と?見どころは?
枝垂桜(シダレザクラ)はweeping cherry tree。
weepは涙を流す。
見た目のとおり「泣いているような桜の木」ということです。
枝垂れは枝が垂れている、ですね。
六義園では、梅、桜、紅葉と楽しむことができます。
でも、一番有名なのはやはり「枝垂桜」とそのライトアップでしょうか。
↓枝垂桜(しだれざくら)は正門を入ったところにあります。夜にはライトアップも。
↓広い池の周りをのんびりと歩くことが出来ます。
↓やはり!?、庭園と言えば、団子とお茶です。
<参考>
3.コメント
2021年度は、六義園も、小石川後楽園同様、臨時休園中でした。
2022年度は、桜の季節の前にまん延防止措置法が解除になり、公園も再開されています。
4.全国通訳案内士試験問題:六義園関連
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号11)」で、「綱吉の側用人だった柳沢吉保が造った庭園名が六義園であること」の理解を問う問題が出ていました。ここでは8年の歳月をかけ・・・とあります。
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号11)」で、「柳沢吉保が徳川綱吉の側用人であったこと、川越藩主を務めたこと」の理解を問う問題が出ていました。
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