聖火リレー6つ目の県は愛知県。愛知県の訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日から聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
岐阜県に続く6つめの県は愛知県です。
実は観光では行ったことがありません。まずはよく知られている名所(熱田神宮、名古屋城、犬山城)に行きたいと思います。それぞれ愛知県初日のリレーで登場していたようです(次の県は三重県です)。
今日の写真と地図:幻の手羽先
↓郷土料理?有名料理には違いないと。世界の山ちゃん「幻の手羽先」。
愛知県の位置と基本情報
↓愛知県の位置。県庁所在地は名古屋市。豊橋から延びる東側の半島が渥美半島。名古屋の下に延びる西側の半島が 知多半島(ちたはんとう)。両半島の間の湾は三河湾(みかわわん)。知多半島の西側は伊勢湾。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①熱田神宮(あつたじんぐう)とは?
熱田神宮は、伊勢神宮、明治神宮と並ぶ三大神宮とも呼ばれる有名神社。
三種の神器の一つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」が祀られています。ご祭神は熱田大神(あつたおおかみ)⇒天照大神のことだそうです。
ちなみに三種の神器three sacred treasuresは、鏡mirror、剣sword、玉jewel。
八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮に、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居に。
↓熱田神宮のHP。
↓熱田神宮(愛知県名古屋市熱田区)の位置。名古屋駅からは名鉄(名古屋鉄道)を使って約15分。
②名古屋城とは?
名古屋城は1612年に徳川家康が築いたそうです。特別史跡special historic site。
鯱鉾とは、頭が虎で体が魚の想像上の生き物。漢字のままです。鉾は武器の鉾。その形から。
鯱鉾は水を吹き出すそうで火事を防ぐ厄除けの意味があったとか。
また、巨大な金の鯱鉾は、徳川家の権威を示す意味もあったそう。
↓名古屋城公式ウェブサイト。
↓コトバンクのHP。鯱鉾とは。
↓名古屋城(愛知県名古屋市中区)の位置。名古屋駅からは地下鉄で約15分。
③犬山城(いぬやまじょう)とは?
犬山市にある犬山城は国宝です。1537年に織田信長の叔父である織田信康が築いたそう。
天守castle towerが国宝に指定されている5つのお城(松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城)を国宝5城と呼ぶようです。
通訳ガイドの試験を受けていなければ知らなかったかも知れませんが、5つしかないとなると、行って見てみたいと思うものです。
↓犬山城のHP。
④その他追加情報
・イチローさんの出身地は愛知県豊山町(とよやまちょう)
insearchofjapan.hatenablog.com
・藤井聡太棋士の出身は愛知県
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメント
愛知県と言えば、三英傑の織田信長(尾張)、豊臣秀吉(尾張)、徳川家康(三河)の出身地。
試験問題でも出てきている桶狭間の戦い、長篠の戦いの跡や、家康が生まれた岡崎城、映画にもなった清須会議の舞台清州城など、歴史に関連する場所も行って見たいです。
4.全国通訳案内士試験問題:愛知県関連7問
地理2021-14:愛知県(自然:半島)
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号14)」で、「愛知県にある半島のうち伊勢湾と三河湾を隔てているのが知多半島であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2021-15:愛知県(歴史、施設)
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号15)」で、「半田市の半田赤レンガ建物で復刻販売されているものがビールであること」の理解を問う問題が出ていました。
https://handa-akarenga-tatemono.jp/
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号20)」で、「尾張藩の藩祖が徳川家康の九男であること、尾張藩は徳川御三家の筆頭であったこと、尾張徳川家から将軍は出なかったこと、木曽地域がひのき等の木材資源で知られ藩の収入源の一つだったこと」等の知識を問う問題が出ていました。
2018年(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号36)」で、「桶狭間の戦い」に関連する知識を問う問題が出ていました。
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号2)」で、「熱田神宮の所在地」の理解が必要な問題が出ていました。
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号16)」で、「桶狭間の戦い、長篠の戦い」に関する知識が必要な問題が出ていました。
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号12)」で、「犬山城が江戸時代やそれ以前の天守が現存する城であること」の理解が必要な問題が出ていました。
↓口述試験対策はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
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