聖火リレー30番目は滋賀県。滋賀県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日(福島県)から日本国内の聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
京都府に続く30番目は、滋賀県です。いよいよ30まで来ました。
滋賀県で訪れたい名所の3つ、比叡山延暦寺、安土城跡、彦根城について学んでいきます(次の県は福井県です)。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓「ここ滋賀」(東京都中央区)
↓最寄駅は地下鉄「日本橋」駅。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
滋賀県の位置と基本情報
↓滋賀県の位置。県庁所在地は大津市。最大の都市も大津市。旧地名は近江(おうみ)。彦根藩があった場所としても有名。地図を見ると改めて琵琶湖Lake Biwa(このように誰が見てもはっきりと形や範囲が特定できるものはtheがつかないらしいです)の存在感が分かります。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①比叡山延暦寺(大津市)
古都京都の文化財Historic Monuments of Ancient Kyotoとして世界遺産に登録されている17の構成資産。そのうちただ一つだけ他県にあるのがこの比叡山延暦寺です。
「空海の真言宗と高野山金剛峰寺」と一緒に覚えた「最澄の天台宗と比叡山延暦寺」です。天台宗の総本山。天台宗が開かれたのは806年。
上野の寛永寺は、東の比叡山で東叡山寛永寺。延暦は建てられた年号。寛永も建てられた年号です。
↓寛永寺についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓延暦寺の場所
②安土城跡(近江八幡市)
跡にある摠見寺(そうけんじ)は信長公の菩提寺とのことです。
↓特別史跡についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓信長の安土城と摠見寺
↓滋賀・琵琶湖観光情報。安土城跡。
↓安土城跡の位置。京都市、大津市との位置関係。JR琵琶湖線「安土」駅徒歩約25分。
③彦根城(彦根市)
彦根藩藩主井伊家の居城です。
現存天守は全国で12あり、そのうち5つが国宝です。松本城(長野県)、犬山城(愛知県)、姫路城(兵庫県)、松江城(島根県)、そしてもう一つがこの彦根城です。
<参考>
↓彦根城の公式HP。
④その他追加情報
・オリンピック金メダリストの大橋悠依選手は滋賀県彦根市出身
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
今回取り上げた3つのほか、忍者の故郷甲賀(こうが)にも行ってみたいです。ようやく甲賀と伊賀の場所の違いが分かりました。滋賀県にあるのが甲賀、三重県にあるのが伊賀です。
忍者は英語でもninja。英語圏でそのまま通用する日本語です。Cambridge Dictionaryでは、a Japanese fighter, especially in the past, who moves and acts without being seen and usually carries a short sword(日本の戦士。昔の。姿を見られることなく活動し、たいてい、短刀を持っている)。
↓甲賀の里忍者村HP。
↓日本各地や日本の文化を紹介しているTokyo Creative Travelのチャネル。滋賀県の紹介。
4.全国通訳案内士試験対策
・筆記試験過去問題:滋賀県関連16問
歴史2023-16:安土桃山時代、滋賀県、人物(ヴァリニャーノ、織田信長)
2023(令和5年)の全国通訳案内士筆記試験「歴史(問題番号16)」で、「織田信長に許されて安土城城下町でセミナリオを建設し、天正遣欧使節を実現した宣教師がヴァリニャーノであること」の理解が必要な問題が出ていました。
一般常識2023-18
2023(令和5年)の全国通訳案内士筆記試験「一般常識(問題番号18)」で、「世界文化遺産への登録を目指している城が彦根城であること」の理解が必要な問題が出ていました。
歴史2022-06:平安時代、滋賀県、和歌山県、人物(最澄、空海)
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号6)」で、「最澄と空海について」の理解が必要な問題がでていました。
2022(令和4年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号10)」で、「戦国時代に延暦寺の門前町として栄えた町が坂本であることについて」の理解が必要な問題がでていました。
2021(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号10)」で、「五奉行の一人で関ヶ原の戦いで西軍を率いたのが石田三成であること」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2020-20:平安、滋賀、寺、人物
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号20)」で、「比叡山延暦寺とその総本堂の根本中堂について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2020-21:平安、滋賀、寺、人物
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号21)」で、「最澄の弟子円珍が再興したお寺が園城寺であることについて」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2020-22:平安、滋賀、神社
2020(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号22)」で、「比叡山の守護神として知られる日吉大社について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2018-26:飛鳥、奈良、平安、奈良、滋賀、京都
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号26)」で、「天智天皇が近江大津京に遷都したことについて」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2018-27:飛鳥、滋賀、神社
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号27)」で、「近江神宮のご祭神である天智天皇作の和歌について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2018-36:室町時代、愛知県、静岡県、大阪府、滋賀県、長崎県、人物
2018(平成30年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号36)」で、「織田信長について、桶狭間の戦い、姉川の戦い、楽市楽座、イエズス会との関わりについて」の理解が必要な問題がでていました。
地理2017-24:滋賀県(地名)
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号24)」で、「長浜市の黒壁スクエアについて」の理解が必要な問題がでていました。
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号16)」で、「織田信長について、桶狭間の戦いで今川義元を破り、長篠の戦いでは鉄砲を用いて甲斐の武田勝頼を破り、豪華な天守閣の安土城を築いたこと」の理解が必要な問題がでていました。
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号17)」で、「織田信長が行った城下で自由に商工業ができる政策を楽市楽座ということ」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2017-24:江戸、滋賀、城、人物
2017(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号24)」で、「1622年に井伊氏により完成した彦根城について」の理解が必要な問題がでていました。
歴史2015-12:江戸、滋賀、愛知、神奈川、岩手、城
2015(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号12)」で、「安土城が現存天守12城には含まれないこと」の理解が必要な問題がでていました。
・口述試験で使える英文例
・滋賀県の琵琶湖は、日本最大の湖です。
Lake Biwa in Shiga Prefecture is the largest lake in Japan.
・彦根城は、元々の城の天守閣を今でも持つ五つの城の一つです。
Hikone Castle is one of five castles which still have original castle tower.
・彦根城は国宝です。
Hikone Castle is a national treasure.
↓47都道府県を紹介する英文例についてはこちらから。
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↓口述試験対策はこちらから。
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