聖火リレー37番目は青森県。青森県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日から聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
青森県で訪れたい名所の3つ、弘前城、青森県立美術館、奥入瀬渓流について学んでいきます(次は北海道です)。
今日の写真と地図:奥入瀬渓流
↓銚子大滝の位置。十和田湖に近い位置にあります。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓「あおもり北彩館 東京店」(東京都千代田区)
↓最寄駅はJR・地下鉄「飯田橋」駅。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
青森県の位置と基本情報
↓青森県の位置。県庁所在地は青森市。最大の都市も青森市。旧地名は陸奥(むつ)。江戸時代は、西は津軽氏の弘前藩(現弘前市中心)、東は南部氏の南部藩(現八戸市中心)。色々な歴史がありカルチャーも結構違うようです。西側にある半島が津軽半島で、東側にある半島が下北半島。間にあるのが陸奥湾。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①弘前城(弘前市)
弘前城(ひろさきじょう)は現存12天守の一つ。東北地方では唯一。重要文化財に指定されています。
弘前城と言えば、何と言っても、桜の名所。
弘前城を中心とする弘前公園には約2600本の桜があるそうです。東京と比べると1ヶ月半くらい見頃が遅くなるのでしょうか。
<参考>
↓弘前公園HP。さくら。
②青森県立美術館(青森市)
青森県で有名な芸術家と言えば、版画家の棟方志功(むなかたしこう)。そのほかにも有名な方がいらっしゃるのですが、特に気になるのが奈良美智(よしとも)さん。なんとも言えない可愛い!?女の子の絵で有名です。
青森県立美術館では奈良美智さんの作品を170点以上収蔵しているそうです。
すぐ近くには世界遺産登録された縄文時代の遺跡「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」があることに気づきました!
↓十和田市美術館の展示
↓東京国立近代美術館での展示(写真可)
<参考>
↓棟方志功記念館HP。
↓十和田市現代美術館HP。
↓青森県立美術館の位置。
③奥入瀬渓流(十和田市)
火山で出来たカルデラ湖の十和田湖。大量にたまった水が一気に溢れ出て、その流れで出来たのが奥入瀬渓流Oirase Stream。特に十和田湖から約14kmの流れのことをそう呼んでいます。国の特別名勝special scenic site及び天然記念物に指定されています。
渓流沿いには道路のほか遊歩道がありウォーキングが楽しめます(夏はクマに注意。本格的に歩いている方はクマ(よけ)鈴をつけています)。
ブラタモリでもやっていましたが苔(こけ)mossが有名。この苔があるおかげで豊かな森が維持されているとのこと。
なお、十和田湖にある象は「乙女の像」(高村光太郎作)。田沢湖にあるのは「たつこ姫像」。
↓奥入瀬渓流についてはこちらからも。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
④その他追加情報
・八戸屋台村「みろく横丁」(八戸市)
insearchofjapan.hatenablog.com
・「北海道・北東北の縄文遺跡群」
2021年に世界遺産登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」。青森県には三内丸山遺跡を含む8つの構成資産があります。
insearchofjapan.hatenablog.com
・八戸市の横丁ゆるキャラ「よっぱらいほやじ」
insearchofjapan.hatenablog.com
・八戸市のうまいものが集まった「八食センター」
insearchofjapan.hatenablog.com
・八戸市のみろく横丁とプリンス
insearchofjapan.hatenablog.com
・せんべい汁
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
青森県では恐山も行ってみたい場所。
縄文時代の遺跡、特に三内丸山遺跡は必須です(2021年に北海道・北東北の縄文遺跡群として世界遺産に登録されました)。
八戸も良いところでした。
そして、忘れてならないのはねぶた祭。
いつの季節にいくのかも悩みどころです。
↓訪日外国人向けチャネルのjapan-guide.com。奥入瀬渓流及び十和田湖(英語字幕あり)。秋の紅葉シーズンも人気です。
4.全国通訳案内士試験問題:青森県関連7問
・地理の過去問題概要
地理2020-01:青森県(歴史:街並み)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号1)」で「弘前市で武家屋敷などの景観を残し重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのが仲町地区であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2020-02:青森県(自然:山))
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号2)」で「津軽富士と呼ばれる岩木山(いわきさん)が成層火山であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2020-03:青森県(食:名産)
2020年(令和2年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号3)」で「岩木山山麓の嶽地区で火山灰土壌と昼夜の寒暖差を活かして栽培されているのがトウモロコシであること」の理解を問う問題が出ていました。その他の選択肢は、スイカ、メロン、リンゴ。
地理2019-05:宮城県(祭り)、山形県(祭り)、秋田県(祭り)、青森県(祭り)
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号5)」で「青森市の有名な祭りがねぶた祭であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2017-07:青森県(地名)
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号7)」で「春はさくらまつり、夏はねぶたまつりで有名な、関東以北で唯一の現存天守がある都市が弘前市であること」の理解を問う問題が出ていました。
・歴史の過去問題概要
歴史2016-22:縄文時代、青森
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号22)」で「三内丸山遺跡が縄文時代の遺跡であること」の理解を問う問題が出ていました。
https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
歴史2016-25:縄文時代、青森
2016年(平成28年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号25)」で「三内丸山遺跡が青森市に立地していること」の理解を問う問題が出ていました。
・地理対策と過去問テーマ一覧
insearchofjapan.hatenablog.com
・歴史対策と過去問テーマ一覧
insearchofjapan.hatenablog.com
・過去問題(JNTO HP)
・口述試験対策
insearchofjapan.hatenablog.com
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