聖火リレー39番目は岩手県。岩手県のアンテナショップや訪れたい3つの観光名所のほか、全国通訳案内士の関連試験問題も学びます。
1.きっかけ・情報源
3月25日(福島県)から日本国内の聖火リレーが始まりました。7月23日(金)のオリンピック開会式当日まで、121日間で47都道府県を巡るそうです。いい機会なので、47都道府県の名所を一緒に学んでいきたいと思います。
岩手県で訪れたい名所の3つ、中尊寺金色堂、小岩井農場、浄土ヶ浜について学んでいきます(次は宮城県です)。
アンテナショップの写真とHPと地図
↓岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」(東京都中央区)。
↓東京都内のアンテナショップ一覧はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
岩手県の位置と基本情報
↓岩手県の位置。県庁所在地は盛岡市。最大の都市も盛岡市。旧地名は陸奥(むつ)。北海道に次ぐ面積第二位の県。
2.学んだこと(訪れたい名所3つと追加情報)
①中尊寺金色堂(西磐井郡平泉町)
1124年に奥州藤原氏初代の清衡によって建立。『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺産群-』として世界遺産に登録されています。
構成資産は、中尊寺、毛越寺、観自在王院跡(かんじざいおういんあと)、無量光院跡(むりょうこういんあと)、金鶏山(きんけいざん)の5つです。
豪華絢爛の代表格は、金閣寺、日光東照宮、そして、中尊寺金色堂というイメージです。
↓後三年の役(1083年~1087年)で勝ったのが藤原清衡。サポートしたのは源義家。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓中尊寺金色堂の位置。
②小岩井農場(岩手郡雫石町)
農場と言えば、小岩井農場Koiwai Farm。
小岩井農場と言えば、牛乳とソフトクリームsoft-serve ice creamです。
そういえば、いわて銀河プラザでよく食べるソフトも小岩井ソフトです。
小岩井農場の創業者は、三菱で岩崎弥太郎を支えていた小野義眞(おのぎしん)、三菱二代目岩崎彌之助、鉄道の父で長州ファイブの井上勝。
そうです、三人の苗字から一文字ずつとって小岩井となったとのこと。
知りませんでした。
鉄道延伸でこの地を訪れた井上が農場を造りたいと知己の小野にもちかけ岩崎も協力することとなったそう。
↓長州ファイブの概要についてはこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
<参考>
↓小岩井農場HP。
↓小岩井農場HP。歴史。
↓小岩井農場の位置。
③浄土ヶ浜(宮古市)
浄土ヶ浜は全国通訳案内士の試験勉強をしていて知った景勝地scenic site。
浄土(極楽paradise)のような場所という名前も惹かれますし、写真を見て是非行って実物をみたくなりました。
<参考>
↓浄土ヶ浜の位置。
④その他追加情報
・大谷翔平選手は奥州市出身
insearchofjapan.hatenablog.com
insearchofjapan.hatenablog.com
insearchofjapan.hatenablog.com
insearchofjapan.hatenablog.com
・原敬(元首相)は盛岡市出身
insearchofjapan.hatenablog.com
・宮沢賢治は花巻市出身、石川啄木と金田一京助は盛岡市出身
insearchofjapan.hatenablog.com
・スキージャンプの小林陵侑選手は八幡平市出身。
insearchofjapan.hatenablog.com
3.コメントと参考英語動画
岩手県と言えば、わんこそば。一度はチャレンジしたいです。盛岡冷麺も有名ですね。
三陸鉄道にも乗ってみたいと思います。
また、動画を見ていて思い出しました。厳美渓にも行ってみたいですし、前沢牛も食べたいです!
↓東北在住英国人クリス・ブロードChris Broadさんのチャネル「Abroad in Japan」。東北3日間。後半が岩手県です。8:54~厳美渓(げんびけい)Genbikei Gorge。11:09~前沢牛。14:43~わんこそば。
↓クリスChrisさんの他の動画はこちらから。
insearchofjapan.hatenablog.com
4.全国通訳案内士試験問題:岩手県関連9問
・地理の過去問概要
地理2021-01:岩手県(自然:川)
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号1)」で「岩手県盛岡市で合流する河川が北上川・中津川・雫石川であること」の理解を問う問題が出ていました。
地理2021-02:岩手県(工芸品)
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号2)」で「岩手県盛岡市の生産品が鉄器であること」の理解を問う問題が出ていました。
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号3)」で「岩手県盛岡市の食文化でわんこそばと盛岡冷麺以外に有名なものがじゃじゃ麺であること」の理解を問う問題が出ていました。ちなみに他の選択肢にはサンマーメン(神奈川県)、太平燕たいぴーえん(熊本県)、にゅうめんが出ていました。
地理2019-06:岩手県(寺)
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本地理(問題番号6)」で「岩手県にある世界文化遺産が毛越寺(もうつうじ)であること」の理解を問う問題が出ていました。
・歴史の過去問概要
2021年(令和3年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号2)」で「坂上田村麻呂が多賀城から移した鎮守府が胆沢城(いさわじょう)であったこと」の理解を問う問題が出ていました。
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号2)」で「奥州藤原氏の根拠地が平泉であったこと」の理解を問う問題が出ていました。
2019年(令和元年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号3)」で「奥州藤原氏討伐のため28万の大軍を率いたのが源頼朝であったこと」の理解を問う問題が出ていました。
2017年(平成29年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号23)」で「中尊寺は、850年に比叡山延暦寺の慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が開いたこと」の理解を問う問題が出ていました。
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号23)」で「坂上田村麻呂が801年に京の清水の舞台をまねて建造したと言われるのが達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)であること」の理解を問う問題が出ていました。
2015年(平成27年)の全国通訳案内士筆記試験「日本歴史(問題番号23)」で「坂上田村麻呂が801年に京の清水の舞台をまねて建造したと言われる達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)が平泉町に所在すること」の理解を問う問題が出ていました。
・地理対策と過去問テーマ一覧
insearchofjapan.hatenablog.com
・歴史対策と過去問テーマ一覧
insearchofjapan.hatenablog.com
・過去問題(JNTO HP)
・口述試験対策
insearchofjapan.hatenablog.com
ランキング参加してます↓
5.ブログ内リンク(トップページ含む)